子供の発達障害に気づいたきっかけ
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Qちゃんママの場合(ADHD)
Qちゃんの場合は小学校の時にADHDと診断されました。
Qちゃんの小さい頃の特性はよく泣く子供、抱っこをしても嫌がるそんな子供だったようです。
大人しい感じでは全くなくどちらかというと元気のいい活発的な女の子のような感じだったそうです。
椅子に座ってご飯を食べていることも出来ないくらいジッとしていない子供だったようです。
自分の思い通りにならないとよく泣いては親を良く困らせていたそうです。
幼稚園に入園してから活発的な所は相変わらずで、教室でもよく動き回っていたそうです。
しかし、先生が叱るとその場では収まるので幼稚園の先生も活発で元気のいい子供だと思っていたそうです。
公園や友達と遊んでいる時は遊具の順番を守れなかったり、お友達のおもちゃなど目に入ったものを次々に奪っては友達のおもちゃで遊んですぐに飽きて違うおもちゃで遊ぶを繰り返していたそうです。
ルール(順番)を守れないし、すぐに目移りしてはすぐに飽きて、わがままな子供だと感じていたが性格によるものだと感じていたそうです。
言い方をすれば元気にある活発的な子供、悪い言い方をすれば落ち着きのないわがままな子供、Qちゃんはそんな子供だったようです。
しかし、Qちゃんママはこの当時は大きな悩みを抱えていて、このわがままなな行動、落ち着きのない行動をママの育て方が悪いからと思われていたそうです。
実家や旦那の実家に遊びに行っては落ち着きのない行動をとり、自分の両親はもちろん旦那の親にもしつけが出来ていない、甘やかしすぎだと言われていたそうです。
旦那にも育て方が悪いと責められていたそうです。
ママは落ち着きが無かったら叱るし、思い通りにならなくて泣いたりしても叱っていたそうですが全くといっていいほどに効果が無かったそうです。
私の育て方が悪いのかなと自分を責めたりもしたそうです。
幼稚園の年長にもなると少しづつ落ち着いてきてはいるようでしたが、それでもまだなお他の子供と比べたら落ち着きもなく、わがままで育てにくさを感じていたそうです。
幼稚園も何とか卒園して小学校に入学することになったそうです。
小学校に入っても落ち着きのなさもさることながら忘れ物も頻繁にしていたそうです。宿題も手につかなかったり、宿題をやるようになってから幼稚園の時にはあまり感じられなかった集中力の無さも感じていたようです。
さすがに何かおかしいと旦那や両親に相談しても「甘やかしすぎだ」とか「育て方が悪い」と言われるだけで八方ふさがりで何の解決策も出て来なかったようです。
そんな時にふとネットで「子供が言うことを聞かない」「子供の落ち着きが無い」と検索してみたところADHDにヒットしたそうで読めば読むほど自分の子供に当てはまることが多く、旦那にも相談したら「障害なんてある訳ないだろう」と聞く耳も持たなかったそうです。
しかし、それでもママ自身心配になったので、発達障害を相談できる場所に相談して検査を進められて発達障害(ADHD)が分かったそうです。
旦那には相談をしにいくこと検査をいくことを報告はしたそうですが、その時も「障害なんてある訳ない」と言っていそうです。
検査結果を報告してADHDという発達障害の診断書も見せたそうですが「お前の育て方が悪いからこうなった」とその時も責められたそうです。
ここで旦那をぶちのめしたくなったそうですが、冷静に発達障害についてADHDについてを詳しく説明して育て方が悪いから子供がこういう障害になった訳ではないことと落ち着きのなさも育て方が悪いからではないときっちり説明して理解をやっと得られたそうです。
旦那はショックが大きくて少し涙目になっていたそうです。今までのママに対して育て方が悪いといった発言に対しても謝罪があったそうです。
ママはショックというよりも安堵の気持ちの方が大きかったようです。それに育て方が悪い訳ではないというのが分かったのが大きかったとおっしゃてました。
今では夫婦で協力して子供のために奮闘しているそうです。
育て方が悪いと思っていたのが実は発達障害(ADHD)と分かったQちゃんのお話しでした。
PART12に続く、PART12は下にあります。
PART12に続く
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