子供の発達障害に気づいたきっかけ
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P君のママの場合(ADHD)
P君の場合小学校に入学する就学前の検診で発達障害(ADHD)ということが分かったそうです。
小さい頃の特性は、逆さバイバイや指差しをしないで親の手を引っ張て目的を果たそうとするような行為が見られたそうです。
しかし、この時はこういったことが発達障害だということは分からなかったそうです。
発達障害を理解していなければこういった行為が発達障害の特性があるとは分からないことだと思います。
発達障害の子供を育てるまで発達障害という言葉さえも耳にしたことがない親も多いと思います。
自閉症や知的障害などの言葉は耳にしたことや理解もあると思いますが、発達障害という言葉なんて聞いたこともないという親も多いと思います。
私もそうですが、P君のママも発達障害と子供が分かるまで聞いたこともなかったそうです。
自分の子供が発達障害と分かって初めて耳にしたり発達障害がどういうものなのかを理解する人が多いと思います。
発達障害の特性が分かれば、クレーン現象、言葉の話はじめが遅い、目が合わない、逆さバイバイなどの特性が出れば子供の発達障害を疑うことも出来ると思いますが、発達障害を理解していなければこういった特性が出てても気づかないし、万が一こういった特性が見えても変わった子供だなとか子供の個性とか落ち着きのない子供でも男の子だからと解釈をしてしまうと思います。
確かにこういった特性が出たからといって発達障害かというとそうではありません。
こういった特性が出ても発達障害とは限らないからです。
小さい頃に逆さバイバイや指差しをしない、あやしても笑わないなどがあっても発達障害が分かったいまでこそ「あっそういえば小さい頃にそういったことがあった」と気づけるのですが、その時はその行為を見ても発達障害かもしれないなんて絶対に思えないはずです。
全ては「子供の発達障害が分かった今だからこそ」なんです。
子供に発達障害が分かると発達障害についてどういったものなのか先生に聞いたり、自分で検索して調べてみると思います。
その時に「小さい頃こういったことがあったな」とか「おもちゃを良く並べて遊んでいた」とか分かってきますが、子供を育てている時にこういった行為があっても変わった遊びをしているなとかしか思えないと思います。
全ては今となっては分かることなんです。
O君自身も今となっては分かる小さい頃の特性があったそうです。
寝つきが悪い、よく泣いてばかりいる
しかし、こういったことも赤ちゃんではよくあることなので分からないと思います。
動き回って落ち着かない、その場でくるくる回る
こういった行動も子供ではよくあることです。
保育園に通い始めて席に座ることが出来ない、おもちゃで遊んでいてもすぐ違うものに目がいってしまう、集中力がない
こういった行為も子供ではよくあることです。
こういった行為がひどい場合は、発達障害と気づきやすいのですが、保育園の先生も落ち着くがない子供だなと思っていたそうで、まさか発達障害だとは思わなかったそうです。
親自身も落ち着きが無いとは思っていたらしいですが、元気のある子供だな小学校に入れば落ち着くだろうと思っていたそうです。
しかし、なぜ就学前検診の時にO君が発達障害が疑われたかというと周りの他の子供に比べて明らかに落ち着きが無く、動き回っていたからだそうです。
親が周りの子供と自分の子供を比べても元気があるを通り越して落ち着きが無いのが目についたそうです。
その時に先生に相談の言う形で落ち着きのなさやルールを守れないことを相談するとADHDの可能性があることを指摘されたそうです。
先生の指示に従いながら検査を受けることになり、検査の結果発達障害(ADHD)が分かったそうです。
小学校に入学する直前にO君の発達障害が(ADHD)が分かりました。
PART11に続く、PART11は下にあります。
PART11に続く
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