子供の発達障害を認められなかったパパの話 PART2

スポンサーリンク
発達障害認めない親

前回の記事PART1

子供の発達障害を認められなかったパパの話。PART1
子供の発達障害を認めない優しいパパ。発達障害の子供の小さい頃の様子を解説

子供の発達障害を認めなかった友達の旦那さんのお話をさせて頂きます。子供の発達障害をママが受け入れることが出来ても パパが受け入れることが出来なかったお話しです。

スポンサーリンク

発達障害の子供の幼稚園時代の様子

幼稚園に入園することになり、子供もそれなりの成長を見えるようになり、子供といる時間が何よりの幸せを感じていたそうです。

子供自身も最初は幼稚園のバスに乗るのを拒むこともあったそうですし、バスから子供がこちらを悲しそうに見てるととても切なくなって来たそうですが、数日後には自分から進んでバスの乗り私の顔を見ることなくバスは走り出したそうです。

子供の成長に喜びを感じると同時に少し寂しさもあったそうですが、幼稚園のバスに楽しそうになる子供を見て良かったと安堵していたそうです。

幼稚園に入ってからは小さい頃にはあまり気にならなかったこだわりが、だいぶでてきたそうです。

時計や花などが家の中に飾ってあるそうですが、その位置が少しでもずれていると気になるらしくすぐに位置を元に戻したり、急に昆虫に興味を持ち始めて、昆虫の本や昆虫のDVDをずっと見ていたそうです。

妙に大人びた言葉も使うようになったり、少し変わった子供だなと思っていたそうです。

しかし、癇癪を起したり、言うことを聞かないということもなかったので変わった子供だと思うくらいで育てにくさや大変さはなかったそうです。

(もしかしたら他の人からみれば育てにくさはあったのかもしれませんが、子供が好きなあまり育てにくさや大変さは分からなかったのかもしれません)

解説
この頃の発達障害の子供の特性としては、こだわりが強い、興味が一辺倒、方法や手順を変えるのが苦手、予定外のことが起こるとパニックになる、大人びた話し方をする、一人遊びを好む、人に興味がない、勝ち負けにこだわる、おもちゃの遊び方が独特、集団行動が出来ない、など他にもまだありますが、発達障害の子供が見せる特性として上記の様なものがあげられます。

幼稚園の中の生活はというと、よく一人で遊んでいることが目につくようになったそうです。運動会などを観ていても少しみんなに合わせて出来ていないなと感じていたそうです。

育てにくさは感じていなくても、幼稚園に通いだしてから年中になると自分のお姉ちゃんの頃と比べたり、他の子供と比べてみても少しできないことが多いなと感じたそうです。

幼稚園に通いだし、比較対象が出来ると自分の子供は少し変だとママは感じていたようです。幼稚園の年長になると子供たちも大分変わってきて、年少さんなんかと比べるとさすがはお兄さんと感じるのですが、自分の子供を見ているとそこまでお兄さんと感じられなかったそうです。

スポンサーリンク

幼稚園から子供の発達障害を指摘

この時はパパは子供の異変には全く気づいておらずに子供のことについて相談もしていたそうですが、「気にする必要ないよ」「それは子供の個性だよ」と言うばかりで子供の異変に気づくどころか子供を正当化するような言葉が返ってきたそうです。

(もしかしたら、パパも気づいていたのかもしれませんが自分に言い聞かせるように言っていたのかもしれません)

この頃にはママは子供のことを深く観察していたそうです。お姉ちゃんと比べるとどうしてもおかしなところも多く、個性、男女差はあるにせよ子供が少しおかしいなと思っていた時に、夏休み前に幼稚園からご相談があると幼稚園から連絡があったそうです。

何となくママは子供の幼稚園の生活態度についてだろうなと感づいていたそうです。

職員室に出向くと応接間に通されて、担任の先生と園長先生とママでの話し合いが行われたそうです。

子供の幼稚園での過ごし方などを話されて、担任の先生から「子供さんの様子をみているとどうしても疑わなければいけないことがあります。」「発達の遅れが考えられます。すなわち発達障害の可能性があります。」と先生から言われたそうです。

その当時ママは発達障害という名前は聞いたことがあるが、発達障害がどういったものかわからなくて戸惑っていると先生が「発達障害には大きく分けると3つに分類されます。ASD、ADHD、LDの3つに分類されていてる障害です。」「子供の困りごとが多くなるのが特徴です。」いずれにせよ発達障害の可能性があるので検査を受けた方がいいとの相談でした。

この時、先生からはもしかしたら私の見当違いの可能性もあるので、もし間違っていたら申し訳ないと伝えられたそうです。

先生も親に伝えようか迷っていたそうです。中には障害なんてある訳ないと怒鳴られたり、文句を言われたり、伝えたことにより親を傷つけてしまう可能性もあるので伝えるのが本当に辛いと思ったそうです。

でも子供のために真実を伝えて、子供の困りごとや生きづらさを感じさせないために発達障害かもしれないと思った時は、早めに伝えているそうです。

早期発見することで子供の成長にも大きく関係してくるからだそうです。

詳しくはこちらの資料をお渡しますので、一度目を通してみて下さいととのことでした。

この時はかなり動揺したそうです。動揺しておかれている立場が分からなくなり、何をしていいのか?どこから帰ればいいのか分からなくなってしまったそうです。

失意の中家路についたそうです。

次回は発達障害と指摘されてからの話をさせて頂きます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

PART3に続く

子供の発達障害を認められなかったパパの話 PART3
子供の発達障害を幼稚園の先生から指摘されてパパに話したところ検査を受けることに大反対した。

コメント

タイトルとURLをコピーしました