前回の記事PART2
子供の発達障害を認めなかった友達の旦那さんのお話をさせて頂きます。子供の発達障害をママが受け入れることが出来ても パパが受け入れることが出来なかったお話しです。
発達障害を指摘されて
発達障害!?
名前は聞いたことがあるけどどんな障害なの!?
子供は障害者なの!?
色んなことが頭を巡っていたそうです。
どん底に落とされた気分で家につき、何も手につかなかったそうです。何も考えられずにただボーっとしていると子供が近づいてきて、何も言わずにママの頭をなでたそうです。まるで漫画やドラマのようにママを励ます意味なのかは分かりませんが、今までなかったことをしたそうです。
(もしかしたら、子供はごめんねママ、僕のせいでママを悲しませちゃって)と思ったのかもしれません。
子供のその行動をみたら、急に涙が出てきこらえられずに子供の前で泣きじゃくってしまったそうです。
子供はただただママの頭をなでていたそうです。
心を落ち着かせて泣きやんだママは子供に「ごめん」と謝ると子供はその場から立ち去ったそうです。
幼稚園からもらった資料に目を通すと確かに子供の特性と同じようなことが書いてあり、間違いないのかなと思ったそうです。
少し落ち着きを取り戻して夕飯の支度をしている時にパパが帰ってきたそうです。
ママの顔を見るなり、「何かあったの?」と聞いてきたそうです。
それほど疲れてひどい顔をしていたそうです。
子供の前で言う訳にもいかないので、ママがその返事に戸惑っているとパパが察したのか「後で」だけ言って、ご飯を食べ始めたそうです。
子供が発達障害を指摘されたことをパパにも報告したら
ごはんも終わり、子供と遊んでから、お風呂に入り、子供を寝かしつけた後にパパにも今日、幼稚園であった出来事を話したそうです。
パパは第一声で「そんなはずはない何かの間違いだ」「障害なんてある訳ない」「何の問題もないじゃないか」と意外な答えが返ってきたそうです。
パパなら素直に受け止めてくれると思っていたのにそんな返事が返って来るとは思ってもいなかったそうです。
パパにも幼稚園からもらった発達障害について書かれた資料を見せたのですが、「たまたま子供の特性と合ってるだけだろう」
「俺だって子供の頃はそうだったと」
今置かれている子供の立場を肯定しているかのような言い回しでママを諭していたそうです。
「とにかく検査を受ける必要はない」とだけいって寝室に行ったそうです。
ママも寝室に行くとパパは寝ている子供の頭をずっとなでていたそうです。
ずっとずっと自分に何かを言い聞かせるように
それからは、子供もすぐに夏休みに入ったので、幼稚園の先生と話す機会もなかったのですが、検査を受けるかどうか悩んでいたそうです。
ママも色々悩んだそうです。
ママなりに発達障害について調べていくと早期に発見して発達障害の子供に合わせた接し方をした方がいいことや早めに療育することで子供の困りごとや苦手なことを克服できるようになると目にしたのでパパの反対を押し切って検査に行かせるべきか悩んでいたそうです。
あの日以来、子供の発達障害について話し合うこともなくだからと言いて夫婦仲が悪くなっとわけでもなく今までと変わらない生活を送っていたそうです。
パパ自身もこの話題を避けていたし、ママもこの話をまたすることを躊躇していたそうです。
次回はパパの変化についてお話しさせていただきます。
次回の記事PART4
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