子供の発達障害を認められなかったパパの話2 PART25
前回の記事PART24
子供の発達障害を認められなかったパパの話2 PART24
子供の発達障害を未だに認めないパパ。発達障害と分かったのに同じ様に子供と接していたら子供に悪影響が
子供の発達障害について真剣な話し合い
いい加減に子供の発達障害の話し合いをしないことには子供も前に進みませんし家族も前に進めません。
ずっと立ち止まったままで何も変化がないことで何も変わらない、何も生まれない、何も進まないこんな状況では子供のためにならない。
親がしっかり道標を作ってあげないと子供も迷ってしまう。
そう考えたママはいつまでも逃げまとうパパと今度こそはしっかりと話し合いを持ち、しっかりとパパの意見を聞こうと再び話し合いの場を設けました。
次の日がパパの会社が休みの日に話し合いの場を設けたそうです。どんなに時間が遅くなってもいい様に休みの日の前の日にしたそうです。
子供が寝た後にパパに話があることを伝えて、子供の発達障害についてどう思っているのか?どうしていくのか?発達障害の子供には特性を理解した上で育てていかなければいけないことをまずはママがパパに伝えたそうです。
パパはまたかという顔をして「眠いから後にしてくれ」とまた話し合いの場から逃げようとしたので、ママもいい加減にして欲しい気持ちと子供の気持ちを考えて、普段子供にはもちろんパパにも声を荒げたこともなかったそうだが、この時は「いい加減にして」と声を荒げてしまったそうです。
初めて聞いた怒号のような声にパパもびっくりして、その場から逃げようとしたパパは再び席に着いたそうです。
ここらは吹き出しを使いママとパパのやり取りを分からりやすくしていきます。
ママ
まず子供が発達障害と診断されたことをどう思っているのかを聞いたそうです。
パパはしばらく黙ったままだったそうですが、
「子供が発達障害というのをどうしても信じられない、確かに落ち着きはないかもしれないけど、勉強だって普通に出来ているし親の言うことも理解しているそれなのに障害があるのは信じられないし認められない」
ママ
パパ
発達障害という言葉を聞いたこともないし、ママから発達障害かもしれないと言われても全くピンとこなかった。
正直に言うと発達障害というものを全く理解していないし分からない
ママ
発達障害と子供が診断されたと伝えたのに何も調べようとしなかったの?
何も調べていない、障害はないと思っているから何も調べていないだから未だに発達障害については何も知らない
ママ
発達障害というものを理解していないのになぜ発達障害ではないと言えるの?
パパ
それを言われてしまうと何も言えないけど、子供を育てて、見てて発達障害はないと感じる。
ママ
早い話が何も知らない、何も理解していないのに発達障害ではないと言ってるのね
パパ
ママ
ママ
パパ
子供には厳しいけど、子供を苦しめたいなんて思ったこともない
ママ
でも、パパが子供の発達障害を認められないということは結果的に子供を苦しめているのどうしてそんなことが分からないの?
パパ
ママ
発達障害の子供には発達障害の子供の特性を理解した育て方が必要なの!
それを理解しないと子供は良くならないし、理解してそれに合わせた育て方をしないとどんどん悪い方向に行って子供を苦しめることになるの
今だって子供はどんどん自信がなくなってきている。
お兄ちゃんのためにはパパの勝手な思い込みなんていらないのあなたが障害を認められないからなんて関係ないの全ては子供のためなの
ママ
パパは自分にも厳しいけど人にも厳しい、だから子供にも厳しいそれは別に子供を思って子供を厳しくしているから構わないし悪いことではないと思うけど、お兄ちゃんは厳しいだけではダメなの
厳しくして叱ってもまたやっちゃうの、分かっていてもまたやっちゃうのお兄ちゃんに合わせた育て方をしないといけないのそれを親がしっかり理解してどうすればいいのかを考えてお兄ちゃんに合わせた育て方をしないといけないの
ママ
子供の発達障害を認めないで、そのままの子育てをしていくということはさっきも言ったけど子供を苦しめる結果になってしまうの
親が子供の発達障害の特性を理解してその特性に合わせた子育てをしなければいけないのに親が認めなければ子供はずっと苦しみ結果になるの
ママ
パパはさっき親の言うことを理解しているから発達障害ではないと言っていたけど発達障害と知的障害の区別が出来てないんじゃないの?
パパ
発達障害は知的障害の一つだと思った。親の言葉を理解しているし勉強も問題ないいし運動も大丈夫なのに何が障害なのと思っていた大きな勘違いをしていた。
パパ
発達障害はまた別な問題で起こる障害だというのを今初めて知った。
ママ
発達障害は確かに知的障害を伴うことも多いそうだけど、お兄ちゃんは違うの知的障害は伴わないけど、発達障害の一つADHDなの
お兄ちゃんも困っているの
だから親がしっかりと向き合って発達障害を理解して子供を育てていかないといけないの
ママ
もしこのまま子供の発達障害を認めずに協力できないのであれば、私はパパと離婚して子供を育てていく
普段気弱であまり自分の意見を言わないママが初めて子供のためにパパに意見をぶつけて離婚まで決意した瞬間でした。
この後も話し合いが行われたそうですが、次回また続きをお話しさせていただきます。
次回の記事PART26
子供の発達障害を認められなかったパパの話2 PART26
子供の発達障害を認められなかったパパがようやく認めて謝罪、パパの弱さを知った出来事でもあった
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