子供の発達障害に気づいたきっかけ
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G君ママの場合
G君のご家庭は上にお姉ちゃんがいます。
G君の場合は幼稚園の年長になって発達障害があることがわかりました。
小さい頃から元気いっぱいの子供で常に動き回っているような子供だったらしいです。
悪く言えば落ち着きが無いそんな幼少期だったようです。
男の子だからしょうがない、元気いっぱいなのは男の子の証、そんな気持ちでママも子供を育てていたようです。
上のお姉ちゃんと比べても大分やんちゃっだようで、手が掛かるけど男の子だからしょうがないとそんな気持ちだったようです。
3歳児検診などでは先生にも落ち着きのなさをお話したそうですが、「男の子はそういうもんだよ」と今の所は「特に問題がない」と言われたので特に気にはしなくなったそうです。
保育園に行くようになり、そこでも問題はあったようですが、年少の男の子ということもあり、先生からは特別な指導はされなかったようです。
年中にもなるとうるさかった子供たちも段々と落ち着いてくるそうですが、園の行事などをみるとまだまだ落ち着きのない子供やうるさい子供もいましたが、あきらかにその上を行く落ち着きのなさで先生も大変そうにしていました。
家に帰り「先生の言うことを聞いてちゃんとしなきゃダメだよ」と何回か言い聞かせてはいたのですがそれでもまだなお落ち着きはないままだったようです。
年長になれば大分落ち着いてくるだろと思っていたらしいのですが年長になっても落ち着かなく動き回っているような状態だったらしいです。
問題も目に付くようになり、年長にもなるとさすがに順番を守ることが出来るのに出来なかったり、お友達に手を出したり、ルールを無視したり、今まで出来てこなかった友達も出来るようになり先生のお話しもきちんと聞けるようになっているのにG君だけはまだ落ち着きが無く成長しきれないといった感じだったようです。
先生側からもG君について立ち話ではありますが困りごととしてこのようなことを話される機会が多くなったそうです。
心配はしていましたが、周りに相談しても「男の子だからしょうがない小学校に上がれば落ち着きも出てくるよ」と言われることが多かったのでそんなものなのかと思ったそうです。
園側からも本格的にお話がしたいと連絡があり、席に座っていられないことや順番を守れない、友達に手を出す行為などがあまりにも目につくということと他にもあったそうですが「言いづらい事ではありますが、発達障害の可能性があります。一度検査を受けてみて下さい。」
男の子だからと思っていた行為が実は発達障害だったわけです。
先生に言われるままに検査を受けた結果、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されたそうです。
うるさいくて、元気のいい男の子だと思っていたのが実は発達障害だった
G君については心配していたが男の子だから、子供の成長には差がある、大きくなれば落ち着くなどの言葉を聞いて、安心していたらADHDだった
確かに普通の子供でも落ち着きが無かったり、友達に手をあげたりすることもあるのですが、あまりにも度を越えていたり、落ち着ていなければいけない時に落ち着いていなかったりする場合は他の方の意見に耳を貸すのも悪くはないですが一度疑うことも必要かもしれません。
H君ママの場合
H君も幼稚園で発達障害と分かった子供です。
年長時代に分かったそうですが、同じ年長でもG君とは違う観点から発達障害と分かったお話しです。
小さい頃は今思えば目が合わない、おもちゃなどを並べたがるなどの発達障害の特性らしきものは見えていたそうですが、さほど気にならなかったそうです。
検診時も言葉の遅れは多少あったもののそこまで大きく成長が遅れているわけでもな親の言うことや検診時の先生の言葉も理解出来ていたので特に問題視されることもなっかたそうです。
オムツが取れるのも少し遅く感じたようですが、育てにくいとか育て辛いといったこともなく幼稚園に入園したそうです。
幼稚園に入っても特に問題もなく過ごせているようです。
最初の頃は園の行事などを観に行くと落ち着きのなさも目立ったてはいたらしいのですが年中になってからは大人しく座って先生の話を聞いたり出来ていたので特に問題も感じることもなかったそうです。
その中でも一番気になったことがあったらしく幼稚園の先生にも言われて検査をしてもらったらしいのですが言葉がどもることが多かったらしいです。
検査をしてもっらたそうですが特に問題はないと言われたそうです。
特に成長に遅さなどは感じることなく幼稚園の年長に進級していったそうです。
年長になってからも家庭では特別に問題を起こすことはなく問題点を見つける方が難しいくらいに手があまりかからなかったそうです。
しかし、年長に進学してからというものある異変に気付き始めたそうです。
子供が自分一人で着替えが出来ない、洋服も前と後ろ逆に着るなど他の子供たちを見ているときちんとできているのに出来ていないことに気づいたようです。
他にも周りの子供が出来ているのに出来ていないことが目につくようになったようです。幼稚園の年中までは出来ないこともあるのが当たり前で他の子供もお母さんに手伝ってもらったりしていたのを見ていたのでさほど気にならなかったのですが、年長にもなると手伝いもなくやっている子供が多いのに気付いたので一人で出来ることはやらせてみたのですが出来ないことがあったらしいです。
そんな中、幼稚園では子供が書いた絵や工作などの展示会があり自分の子供もしっかりできているなと思っていたら、帰りに先生に呼び止められて実は絵を描いたのも工作を作ったのもほとんど先生が作ったということだったらしいです。
年長になっても出来ないことが他にもあるらしく先生から発達の相談にいって頂きたいと伝えられたそうです。
確かに出来ないことは多いかもしれませんが、まさか発達の相談に行かされるとは思ってもいなかったそうです。
先生に紹介された相談場所に出向き、子育てでの困りごと、幼稚園の様子などをお話しした結果、「一度発達障害の検査を受けて下さい。」と言われて検査を受けることになったそうです。
その検査の結果自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断が出たそうです。
育てにくさも感じていなかったしまさか障害があるなんてとその時は驚いたようです。結果発達障害の診断が出て子供に発達障害があると分かったそうです。
子育ての困りごとを親が感じなくても発達障害の診断が出た結果でした。
困りごとがない中では親も発達障害を見抜けないのもしょうがないのかなと思います。
PART5に続く、PART5は下にあります。
PART5に続く
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