発達障害の子育て
発達障害児の子育ては普通の子供の子育てと違い、大変な事も多く、子育てに苦労されている方も多いと思います。
出来ない事、苦手な事も多く、同じ年代の子供と比べてしまうとどうしても、もどかしさを感じてしまいます。
兄弟で発達障害児を育てるとなるとより一層大変で毎日が苦労の連続だと思います。兄弟で片方が健常者、もう一人が発達障害児だと発達障害児の育てにくさが顕著に表れると思います。
見た目は普通の子供と変わらないので育てにくさは気づかないかもしれませんが、 発達障害児を育てていくのは大変で辛い思いをしながら子育てをしている方は多いと思います。
どうしても苛立ちやストレスを抱えてしまう事も多いです。
発達障害を育てる苦労
発達障害児を育てていくのは苦労の連続です。普通の子供では出来る事でも出来ない事が多いのが発達障害児の特徴です。
療育センターに通わせたり、家でも療育をしたり、言葉では分かりづらいものをイラストにして説明したりと工夫をしながら出来ない事を出来るようにしていきます。
それだけでも一苦労です。教えたからといってすぐに出来るわけでもなく、何回も何回も教えながら子供を改善へと導きます。
教えた事が出来るようになるまでに時間を要する事は多々あります。しかし親は諦めずに子供に教えていきます。
逃げ出したくなる時も諦めたくなる時もありますが、それでも毎日歯を食いしばり子育てをしていきます。
生活においても落着きがなく衝動的にやってしまうのでとにかく目が離せなかったり、コミュニケーションが上手く取れずに理解してもらえなかったり、癇癪をおこし、ずっと暴れて泣いていたりと時には手を出したくなるくらいの子育てをしている方もいます。
子供を育てていくのは大変ですが発達障害児の子育てはより一層、苦労の連続です。
全員の発達障害児の子育てがこのような形ではありません。普通の子供とさほど変わらずに子育てが出来る発達障害児もいます。
障害の度合いが重かったり、他の障害と重複していると子育ての苦労は増していきます。
発達障害の子育ての悩み
発達障害児の子育てに悩みは尽きません。
子供への将来への不安
子供への将来への不安で悩みを抱えている親の方も多いと思います。社会に出れるのか?このまま誰かの手を借りて一生を過ごさなければいけないのか?子供は進学できるのか?など子供の発達障害の度合いにより悩みは様々ですが、子供の将来に不安を感じている親も多いと思います。
手が掛かり目が離せないので自分の時間がない
発達障害児の子育ては手が掛かります。多動で落着きがなかったり、衝動的で突発的に何かをしたり、コミュニケーションが上手く取れなかったりで、手が掛かり目が離せません。行政に手続きに行ったり、療育センター放課後等デイサービスなどへの送り迎えなど学校との話し合いなどもも多いので多くの時間を子供に費やします。ワンオペで育児をしていると尚更、自分の時間は取れずにストレスも溜まっていきます。
子育てに自信がなくなる
発達障害児の子育てに自信がなくなる方も多く見受けられます。その多くは改善が見込めなくて自信がなくなる方が多いようです。
確かに発達障害児に教えていくのは苦労します。なかなか覚えられない事に苛立ちを覚えてしまう事もあります。
このまま子育てをしていて子供自身が変われるのかが不安に感じます。このままずっと子育てをしていかなければいけないのか?子育てに終わりはあるのか?と不安に感じて悩む
子供とコミュニケーションが取れない
子供とコミュニケーションが上手く取れないのも発達障害の特徴の一つです。子供とコミュニケーションを取って色々お話をしたいのにコミュニケーションが上手く取れとれないもどかしさに悩みを抱えている方も多いです。
子供が可愛いと感じなくなる
これは極論の話になってしまいますが、障害の度合いが重かったり、他の障害と重複してしまうと子育ての大変さが違ってきます。毎日、毎日苦労の連続で辛くて、子育てが嫌になってしまいそうになるくらい限界を感じてしまいます。
辛くて逃げ出したいと毎日思うくらいに苦労をして子育てをしている方もいます。そうなってくると「なぜこの子は生まれてきたんだろう」「私に苦労をかけるために生まれてきたの」など自暴自棄に陥ります。
でもそれくらい追い詰められて子育てをしている事を理解してもらいたいです。
自分の子供が可愛くないなんて誰だって思いたくないですからね
周囲の理解
周囲の理解のなさに悩むこともあります。外出して癇癪をおこせば「親のしつけが悪い」と言われる始末、義理親にさえ「育て方が悪い」と言われる始末で発達障害の理解のなさで悩む事もあります。
発達障害の子育ての悩みの相談
発達障害の子育ては悩みが多いです。しかし周りに相談できる友達や発達障害の子供を持つ親でないと共感や子育ての悩みを相談しづらいし、的確なアドバイスはもらえません。
意外と一人で悩みを抱え込んでしまいます。
一人で悩まずに必ず相談をしてください。
相談できる場所
発達障害親の会
お住いの近くに発達障害の親の会が検索すれば出てくると思います。発達障害児を育てる親が所属していますので悩みを共感出来たり相談出来ます。
お住いの地域の 発達障害者支援センターは下記から調べることができます。
発達障害支援センター相談窓口情報
市区町村保健センター
市町村が設置する施設で、乳幼児健康診査(乳幼児健診)や育児の相談を受け付けたりしています。専門機関を紹介してもらうこともできる 。
児童相談所
各都道府県に設置された児童福祉の専門機関
保健相談・発達障害などの心身障害相談を行っています。
必要に応じて、発達検査などを行う場合もあります。
医師や児童福祉士、児童心理士、言語聴覚士などからの支援や療育などのアドバイスがもらえます。
全国児童相談所相談所
発達障害教育推進センター
発達障害教育推進センター
一時預かりサービス
子育てが辛くなった時は、一時預かりサービスの利用もおすすめです。
障害児を預けられるベビーシッターサービスやファミリーサポート、児童発達支援・放課後等デイサービスの預かり型支援サービスなども利用できます。
地域の福祉相談窓口などに問い合わせをしてみましょう。
発達障害児の子育てが辛くて大変だなと思ったら一人で悩まずに必ず相談してください。愚痴でも構いません。必ず相談して少しずつでもいいので心の心配事を取り除いていきましょう。
私で良ければ経験者として相談にも乗ります。悩みや愚痴も聞きますのでTwitterからダイレクトメールで相談してください。
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