発達障害!?それとも親の育て方が悪いから!?

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発達障害児の特徴

発達障害児は小さい頃から特徴が徐々に出始めていきます。

例えばあやしても泣き止まない、抱っこを嫌がる、名前を呼んでも振り向かない、指差しをしない、目が合わない、言葉が出ないなどの特徴が乳児の頃に見られます。

でも普通の子供でも同じような特徴があるのでこの時点ですぐに発達障害だと見抜くのは難しいと思います。

小さい頃に障害があると分かるのは重度知的障害がある場合などは1歳を過ぎた頃に徐々に気づく親も多いようですがハッキリと小さい頃から分かるのは難しいと思います。

幼児になってくると特徴がもっと出てくるようになってきます。

周りの子供が話し始めているのに話始めなかったり、言葉が2語、3語と続かなかったり、公園などで遊具の順番を待てなかったり、気に食わないことがあると人を叩いたり、落ち着きが無かったり、一人で遊ぶことを好んだり、特定の物に執着したり、こだわりが強かったり、癇癪を起したりとこのころになるとどんどん発達障害の特徴が見られます。

この特徴が親を苦しめたり悩んだりすることになります。

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発達障害の特徴が親を苦しめる

発達障害の特徴には色々あります。

一人で遊ぶことを好んだり、人に興味がなくあまりコミュニケーションを取らない子供などは発達障害と分かることは少ないと思います。

こういった子供の場合は保育園や幼稚園などでの集団生活の中で徐々に分かってくるものでまだ家庭の中でしか子供を育てていないと逆に大人しくていい子だと勘違いが起きやすいです。

あまりお話しもしないので(実は言葉が出ない可能性もあります。)手のかからない子供が実は発達障害だったというケースもあります。

こういった場合などは親が気づくことが出来ないので保育園や幼稚園などに通い始めて他の子供と接する中で集団行動が出来ていないなどから運動会や発表会などを観にいった親が気づいたり、先生に発達障害かもしれないと指摘を受けることあります。

家ではあまり手が掛からないと思っていても園や学校に通いだすとみんなと一緒に同じことが出来ないとみられる訳です。それが発達障害かもしれないと指摘されることになります。

逆に子育てに手を焼く子供はどうなのか!?

正直あまりにもひどい場合は2、3歳頃になれば何か障害があるかもしれないと思います。主に障害の度合いが重かったり、知的障害などが重複しているとこの頃になれば特徴が大きくみられるので親としても発達障害と分からないにしても何か障害があるのではいかと疑いを持ち始めます。

ただ一つ子供のわがままなのか発達障害なのかの分別を見極めるのが難しいことがあります。

公園などに行って遊具で遊ぶときに順番を待つことが出来なかったり、友達と遊んでいてもすぐに手を出してしまったり、落ち着きが無く動き回っている、気に食わないことがあるとすぐに大声で泣き始めて癇癪を起す。

こうした場合は普通の子供でもあり得ることなのですぐに発達障害と見極めるのは難しいと思います。

そもそも親が発達障害を詳しく分かっていなければ子供のわがままだと思ってしまうと思います。発達障害というのは今は認識されて理解もされていますがそれでもまだ発達障害という言葉さえ耳のしたことがない方の方が多いと思います。

こうした発達障害の特徴が小さい頃は子供のわがままにも見えて親を苦しめることになるのです。

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子供のわがままだと思っていたら

2歳、3歳の頃はまだまだ子供はわんぱくで親の言うことも聞かないで我慢も出来ないで自分のやりたいようにやってしまうのが小さい子供の特徴です。

わがままなのかそれとも発達障害なのかそれが一番親を悩ませることです。

発達障害を親が知らなければそれが子供のわがままだと思ってしまい、私の育て方が悪いから言うことも聞かないしわがままなんだと親は自分自身を責めることになり子育てに不安を感じてしまいます。

公園に行ったら友達と仲良く出来ない、我慢も出来ずにすぐに大声で泣き、癇癪を起すそうなると周りからも親のしつけが出来ていないと思われてしまいます。

同年代の子供と比べても我慢が出来ていないので余計にそう思えるかもしれません。

親自身も発達障害なんて言葉も知らないから子供のわがままだと思ってしまい自分の親や義両親ももちろん発達障害なんて分からないからその子供のわがままを目にした時に甘やかしてきちんと育てていないのではないかと疑いを持たれます。

公園でも外出先でも泣いて癇癪を起されたり、順番を守れない子供を目にした周りの人からは子供のしつけが出来ていないと思われて、ますます親は不安になってしまいます。

そういったことが5歳になっても続くので子供の事についてネットなので調べていくうちに発達障害という言葉が目につきました。

発達障害を調べてみると自分の子供に当てはまることが多く、そこで初めて発達障害かもしれないと疑いを持ち始めて検査を受けてみると発達障害だという診断が出て子供が発達障害だということが分かるのです。

この時の親の心情としては子供が障害なんてと受け入れられない気持ちになる人もいれば、原因が発達障害だとうことが分かって安堵してどこか納得してしまう親もいると思います。

子育ての苦しみの原因が分かったことで安心したという声も耳にします。

いずれにせよ子供のわがままだと思っていたことが実は発達障害だったという訳です。

発達障害児を育てている方なら分かると思いますが、親の育て方が悪くて発達障害になるわけではありません。

親の育て方ではどうにもならないのが発達障害なのです。

それを発達障害だと知らない人に理解してもらうのも一苦労です。自分の親に話しても「子供はそういうものよ」と理解もしてもらえない、パパにさえ「子供はそういうものだろう」とか「甘やかしすぎなんじゃないか」と病院の診断が出てもなかなか理解を得られません。

理解を得るまでに時間がかかることもあります。

結果的に子供がわがままでもなければ育て方が悪かったわけでもなく子供が発達障害だったということです。

周りでもそういった子供を目にした場合はもしかしたら発達障害かもしれないと思い優しい目で見て下さい。

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