発達障害児のきょうだいの対応

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発達障害 きょうだい 対応
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発達障害児とそのきょうだい

子供が二人以上いる方は、発達障害児とそのきょうだいに分かれると思います。2人とも発達障害児、3人とも発達障害児と色々なパターンに分かれるともいますが今回は発達障害児と健常者のきょうだいについてお話しをしていこうと思います。

親が子供の発達障害児に気づくパターンとしては一番上の子が健常者で下の子が発達障害児のパターンです。

一番上が健常者の場合、さほど子育ての大変さがありません。もちろん健常者であっても大変なことはあるのですがそれも許容範囲の大変さだと思います。

上の子をさほど手が掛からずに育てていく中で、2番目の子供を育ててみると発達障害児の場合は大変さが違います。
確かに少なからず男の子、女の子で大変さは変わってくると思いますが、明らかに上の子供と大変さの違いが分かってくると思います。

その大変さには色々あり、多動でずっと動き回っていて目が離せなくて大変、子供が親の言うことを理解出来ない、言葉を話さない、癇癪を起すなどで違いが分かります。

上の子供と比べることで下の子が発達障害の場合は発達障害と気づきやすいです。

上の子が発達障害で下の子が健常者の場合はどうなのか

障害の重さや知的障害などの保管障害との重複などで変わってくると思いますが、上の子供が初めての子育てになる場合は、子育てはこんなものかと思ってしまうので気づきにくいことがあります。障害の度合いが重い場合は気づくことも多いですが、障害の度合いがさほど重くない場合は親も子育てが初めての経験なので気づきにくいです。

しかし、下の子供が生まれると手のかかり方が違うので同じ子供でもこんなに違うのかと実感できると思います。

上の子の方が手が掛かるので子育てがこんなに楽だと思わなかったと実感できます。

発達障害児を育てていくというのは健常者の子供と同じように育て見て初めて違いが実感できる事だと思います。

それほど発達障害の子育てが大変だということが分かると思います。

一番分かりにくいのが大人しそうに見えて実は発達障害だったという時です。

コミュニケーションが取れないなどの特徴も発達障害であります。大人しいので静かでいい子だと思ったら実は発達障害だったという例もあります。

いずれにせよ発達障害児と健常者のきょうだいの対応の仕方も子育てをしていく中では大分変わってきます。

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発達障害児ときょうだいの対応

同じきょうだいでも発達障害児と健常者の子供ではどうしても対応の仕方が変わってきてしまいます。

出来ないことが多い分発達障害の子供に携わる時間が長くなります。

発達障害の子供は手助けをしなければ出来ないことも多し、声掛けをしないとやらないことも多いのでどうしても接する機会が多くなります。

こうなってしまうと健常者のきょうだいが不満を持ってくるのです。

どうしていつも〇〇君だけ手を貸すのどうして一緒にいることが多いのと子供ながらにやきもちをやいてきます。やきもちならまだ可愛いかもしれませんどんどんエスカレートしくると子供ながらにその子が嫌いになってきます。

きょうだいの中で格差を感じるのです。

いつも〇〇君だけ可愛がって

発達障害児は当たり前のことが出来ないことも多いので健常者の子供に比べて、ちょっとでも出来るようになったり出来たことに対して過剰に褒め過ぎることがあります。

しかもやってはいけないことが多くても、あまり叱ることもしないのでどうしても下の子はそのきょうだいに対して不満を持ってしまいます。

どうして当たり前のことなのにあんなに褒められるの!?どうして同じように悪いことしたのに僕だけ叱られるの!?と疑問を感じて不満を持つようななります。

不満を持ってしまうと子供はかまってほしい、親に相手にしてほしいとわざといたずらをすることもあります。

そこでまた子供を叱ってしまうとますます子供は不満を持つようになってしまいきょうだいのことを あいつばっかり可愛がってもらってと 憎いと思ってしまう時があります。

同じきょうだいなのに僕のことは好きじゃないんだと思ってしまいます。

しまいには子供自身が親からの愛情を感じられなくなってしまい自己肯定感が身につかなくなってしまったり、人に対しても優しくなれずに攻撃的になってしまいます。

親としても別に健常者の子供が可愛くないとかではないのですが、それは子供には伝わりません。



ではどうしたら健常者の子供にもしっかり愛情があることが伝えることが出来るのか?

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発達障害児のきょうだいの対応の仕方

発達障害児の方が手が掛かる分どうしても発達障害児の方に目が向いてしまい関わる事が多くなるのは仕方ありません。

しかし健常者のきょうだいにとっては何でそんなに手助けをするのかなどは理解出来ません。

大きくなれば説明も出来て分かってくれるとは思いますが、それでも不満は少なからず出てくると思います。

分かっていても理解出来ても不満は出てくると思います。

こんな時親としては本当に困りますよね

下の子に愛情が無いわけでは無いですから

一番いいのは同じようにすることです。

分かっているけどこれが一番難しいです。

発達障害児ももちろん悪いことをした時は叱ることも大切です。

健常者の子供にも出来て当たり前のこともしっかり褒める。悪いことをしたら叱り、同じ時間を子供にかけることです。

逆に健常者ばかりでもいけませんし発達障害児だけでもいけません同じように時間を割き、同じように愛情を注ぐことです。

意外と難しいの分かります。どうしても発達障害児のことに時間を割いてしまったら後でこっそり健常者との時間を作り、思いっきり甘えさせましょう。

言葉で伝えて気持ちで伝える。それが子供が不満なく自己肯定感を伸ばしながら成長をしていくコツです。

もちろん発達障害児にも自己肯定感は持ち合わせていますし伸ばすことも出来ますので同じように愛情を注いでください。

発達障害児を育てていくと難しいかもしれませんが、同じきょうだいなのですから同じように時間を使っていきましょう。

気遣いばかりでストレスも溜まってくると思いますがストレスを溜めずに子育てをしましょう。

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