発達障害を育てる可能性は誰にだってありえる
子供を授かる時はまさか自分が発達障害の子供を育てていくなんて思いもしませんでした。生まれてくる子供が障害を持って生まれてくることは少しは想像をしていましたが、それが発達障害を育てていくなんて思いもしませんでした。
そもそも発達障害という言葉さえも知らずにいた私達夫婦、生まれた時も肉体的な障害もなく、障害などもなく無事に産まれてきたものだと思っていました。
しかし、小学校に入学して子供の発達障害が発覚して今に至るわけですが、こういった言い方は失礼かもしれませんがまさか障害者を育てていくなんて思いもしませんでした。
しかもそれが聞いたこともない発達障害の子供を育てていくなんて
このブログで何度も申し上げましたが、私自身発達障害の存在も知りませんでした。子供が発達障害の可能性があると指摘されるまで聞いたこともない単語でした。
発達障害という言葉を聞いた時は、この子は障害があるんだととても後ろ向きになってしまいました。
今になっては、そんなことはないと分かったのですが・・・
発達障害と指摘された当時は随分落ち込み精神的にもかなりへこみました。
しかし、今ではすっかり私自身も立ち直り発達障害の子育てに奮闘しています。
発達障害もそうですが、誰にでも障害を持った子供を授かる可能性がある訳ですから、子供を授かる時にはそういった可能性もしっかり頭に入れて子供を授かるべきだと思います。
発達障害の子供を育ててみて
発達障害と診断されていきなり発達障害の子供を育てていくことになったのですが、発達障害の度合いや他の障害との重複などによって発達障害児を育てることの大変さは色々変わってくると思います。
私も発達障害児を育てているママを何人も知っていますが、子供の発達障害の状況により大変さは様々で毎日が苦労の連続で大変な思いをされている方や普通の子供とさほど変わらずに子育てが出来ている方など本当に様々いらっしゃいます。
兄妹が二人とも発達障害の子供を育てている方もおり、子育ての苦労されている方も多いです。
でも、発達障害児を育てていく大変さは親の気持ち次第でもあると思います。
知的障害児を伴う発達障害児を育てている知り合いの方は、子供を見てても本当に大変そうだなと思いますが、そのママは全く大変なそぶりも見せずに明るく、前向きに子供を育てています。(実際は陰で泣いていり、悩んでいるかもしれませんが)
この方の子供の愚痴を一切聞いたことがありません。
そうかと思えば、発達障害の度合いがそれほど重くない、普通の子供とさほど変わらない子供を育てているママは毎日が大変そうで、ちょっとしたことで疲れたと言ってきます。
はたから見てても、前者のママの方が大変そうなのに、それほど苦にしている様子はありません。
発達障害児を育てていく上での苦労は親の気持ち次第なところあると思います。
私の発達障害児の子供は幸いなことにそれほど苦労せずに子育てが出来ています。
子供の発達障害を気づいたのは小学校に入学したばかりの担任の先生ですから、それまでというか、今でも発達障害の子供を育てて大変だと感じた事はありません。
他から見れば大変に映るかもしれませんが、私自身は特別大変だと思ったことはありません。
だから、子供の発達障害にも気づかなかったのかもしれません。
学校での様子と家での様子は違うのかもしれませんが発達障害児だから大変だと思ったことがありませんでした。
これからはどうなるのかは分かりませんが
学校での生活の方が子供の大変さが集団行動のなかで出てくるのかもしれません。
しかしそれも今では改善が上手くいったおかげで学校での生活も充実しています。
私自身の子供に関しては発達障害児だから特別大変だったということは一切なかったです。
発達障害の子供に感じたこと
発達障害児を育てたり、周りの子供をみて感じたことは、出来ないことや不得意な事ばかりに目が行きがちですが、凹凸と言われているだけあって、得意なことは普通の子供を超える能力を持っている発達障害児がいることも分かりました。
私の子供で言うと記憶力と計算力です。
記憶力は子供の記憶が4、5年前の出かけた場所や日付、学校の行事など全てが記憶されています。
何月何日はどこに出かけた?どこどこに行ったのはいつ?運動会があったのはいつ?など何年何月何日何曜日などで全て答えられます。
記憶力で言うと過去の天気も記憶しています。
天気の記憶は2、3年前なら天気などもすべて把握しています。
計算も教えていないのに繰り上げや繰り下げなどの計算も出来ました。
発達障害だからと言って全てが普通の子供に劣っているわけではありません。むしろ凄い所は普通の子供の能力をはるかにしのぐ才能を持っています。
私の知り合いの子供にもピアノが上手かったり、絵を描くの上手かったりなどの普通の子供では考えられない才能を持っている子供も沢山いるわけです。
発達障害児のそういった才能を伸ばしてあげるのも親の役目だしどこにその才能が隠れているのか分からないので子供の変化や子供の仕草を気を付けてみることで隠れた才能に気づいてあげられるかもしれません。
発達障害児の子供を見て感じたことは、苦手なことも多いが出来ることは物凄く出来るということです。
苦手を克服しつつ得意なことを更に伸ばせるように子供と接していくことが大切だと思いました。
発達障害児を育てることになりましたが、けして落胆することばかりではいと思います。
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