前回の記事PART2
担任の先生から発達障害の指摘が
学校側に問題があるのではないかと考えていた所に、学校の先生からお話しがあると直接連絡を頂いたそうです。
小学校1年生の冬休みも終わる頃に連絡があったそうです。
担任の先生と特別支援級の先生も同席したいたそうです。
担任の先生は分かったそうですが、自己紹介で特別支援級の担任の先生だと言われたときは何故特別支援級の先生がいるのだろうと少し違和感があったそうです。
先生からは子供の学校での生活態度などのお話があったそうで、色々子供の学校生活での行いなどをいい面を含めながらお話をしていたそうです。
子供の話が終り担任の先生から言いにくそうに子供のことについて本題に入ったそうです。「子供さんは発達障害の可能性があります。」
先生「子供さんのために一度病院で検査をされた方がいいと思います。」
そう話を切り出されたそうです。
ママ「うちの子が障害ですか?」「少し落ち着きが無い所がありますが何の問題もないと思いますけど」
先生「私どもも別に問題がある子全てに障害があるとは思っていません。今までの経験上子供さんの発達障害の可能性があるから申し上げています。」
「子供さんのためには早く検査をして発達障害であることを理解して、子供と向き合う必要があります。」
ママ「落ち着きが無いのは学校側に問題があるんではないでしょうか」「私の子供に限って障害なんてある訳ありません。」「もし、その発達障害でなければどのような責任を取ってくれるのでしょうか」
先生「私達の経験上ほぼ間違いないと思っています。確かに診断を最終的に下すのは病院の先生なので私達が診断を下すことは出来ないのですが、ほぼ間違いないと思っています。」「それでもし違う場合はもちろん私も責任を感じますが、もしそれで違うと分かれば発達障害ではなかったと分かるだけでもいいことだと思います。」
「もし発達障害だった場合は早めに気づいてあげることで、子供さんもこれから困りごとも少なくなりますし、子供の特性に合わせた育て方も出来るようになります。」「支援や周りのサポートだって受けた少なります。」
「すべては子供さんのためです。」
先生も一歩も引かない状態だったようです。
先生「もし子供さんが普通学級でやっていくのが難しい場合は、特別支援級で過ごすことが出来ます。子供一人にかけられる時間も多くなるので子供さんの困りごとも少なくなってきますのでぜひ検査をすることをおすすめします。」
ママ「先生に申し訳ないのですが、私は子供の発達障害を認めることは出来ません。なので検査は絶対に受けさせません。「私の子供に絶対に障害なんてある訳ありません。」
先生「分かりました。私どもは子供に検査を受けさせることを強制は出来ません。あくまでも可能性があるので子供さんのために検査をした方がいいと申し上げただけです。」
「必ずしも検査を受ける必要はございませんが、後で苦しむのは子供さん自身です。」「そのことだけは絶対に肝に銘じて下さい。」
こうして話し合いは平行線のまま終わったそうです。
そもそも発達障害の言葉すら耳にしたことがなかったそうです。発達障害を理解しないまま私の子供が障害がある。障害という言葉に引っかかったそうです。
発達障害というものを理解もしていないのにこの時は全面的に否定していたそうです。
学校とのその後
学校とは話し合いの後は、特に何もなかったそうです。毎日の連絡帳にはきちんと子供の学校での様子が引き続き書かれたいたそうですが、それもママにしてみれば嫌味に感じたいたそうです。
学校側としてはいつも通りの対応をしていただけだったのですが、ママは学校側に対して少し疑心暗鬼になっていたそうです。
学校側からの連絡には相変わらずの落ち着きのなさと友達とのトラブルや学校での困りごとが書かれていたそうです。
しかし、ママは子供の障害を認めたくないためにそのことを触れられても検査を行く気にはまだなれなかったそうです。
しかし、一方で同年代の子供と比べても落着きがないこと、ルールが守れないこと、忘れっぽいところがあるところなどは気になるようにはなっていたそうですが、障害を認めたくなくてかたくなに検査に行くことを拒んでいたそうです。
PART4に続く
コメント