子供の発達障害に気づいたきっかけ
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N君ママの場合(ASD、ADHD)
N君は自閉症スペクトラム障害とADHDを併発している混合型です。
N君の小さい頃の様子はまさしく発達障害の特性がそのまま顕著に出ていたようです。
逆さバイバイや指差しをしないで親の手を引っ張て行く行為(クレーン現象)や寝つきが悪くよく泣く子供だったようです。
1歳6ヶ月検診の時には発達障害の可能性を疑われていたそうですが、まだ判断が難しく様子を見ながら発達教室に通っていくという形をとったようです。
言葉の話はじめなどは普通で問題なかったようですが、歩き回れるようになると落ち着きなく動き回っていたそうです。
おもちゃで本格的に遊ぶようになるとおもちゃを並べて遊んだり、こだわりの強い面なども見られて落ち着きのなさは相変わらずだったようです。
もう2歳6ヶ月くらいの時にはADHDの可能性があり、3歳を過ぎた時に検査をした結果、ADHDの診断が出たそうです。後に自閉症スペクトラム障害が併発していることが分かったそうです。
このママは保育園の先生をしており、乳児期の子供の様子を見て発達障害を疑ったそうです。
保育園の先生ともなると普通の子供との違いや発達障害の子供とも関わったこともあり自分の子供を見てすぐに分かったそうです。
しかし、ADHDと自閉症スペクトラム障害が併発しているとは思わなかったそうですが・・・
3歳になる頃には子供に発達障害があることが分かったことになります。診断が出たのが3歳であって、正確に言えば1歳を過ぎた頃にこのママは発達障害を確信していたことになります。
保育園の先生ともなると(先生にもよると思いますが)早期に子供が発達障害だということを見抜きやすいです。
子供の発達障害は早期に見つけた方が子供のためにもいいことです。
N君は特性自体はADHD、ASDの特性は両方出ていますが、特性自体はさほど重くないようです。
保育園の先生をやっているママにより早期に子供の発達障害に気が付いたN君の発達障害に気づいたお話しでした。
O君ママの場合(パパも発達障害)
O君は自閉症スペクトラム障害(ASD)の発達障害です。
O君のパパも検査もしていないので正確なことは分からないらしいですが、間違いなくO君と同じ自閉症スペクトラム障害(ASD)だということです。
O君自身が発達障害(自閉症スペクトラム障害)と分かったのは幼稚園の頃です。
O君の小さい頃の様子は目が合わないなどの特性はあったそうです。親の後追いをしないなどの特性もあったらしいです。
この頃からO君ママは旦那の発達障害を疑っていたこともあり、O君にもこのような症状がみられたことにより不安にはなっていたそうです。
1歳6カ月検診の時に先生に相談されたらしいですが、たまたま検査が上手くいったのか分からないらしいですが、その時はその症状が見られなかったらしいです。
結論を出したり、発達障害の疑いを持つのはまだ早いということで暫く様子を見ながらの子育てになったそうです。
言葉を話し始めたのは少し遅かったらしいのですが、そこまで気になるような遅さではなかったそうです。
この頃になると食べ物の好き嫌いも激しく、独り言も多かったそうです。
しかし、子育て自体に問題はなく、育てにくいと感じたことはなかったそうです。
3歳児検診でも問題はさほど見られなかったようで発達障害の小さい頃に出る特性も出てはいたのですが問題なしとみられたそうです。
幼稚園に入園してからしばらくは問題がなかったそうですが、しばらくすると一人で遊んでいることが多いことや幼稚園の行事で集団行動が出来ていないなど親から見ても明らかにおかしな点もあり、人に興味がない、自分から何もしようとしないという所から子供の異変を感じ取り、又は旦那の発達障害の疑いもあったころから親自らでかかりつけ医に相談して検査を受けれる病院を紹介してもらい検査の結果、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断が出たそうです。
もしかしたら旦那が発達障害の疑いがなければ子供の発達障害に気づかずに発見は少し遅れていたかもしれないということでした。
旦那の発達障害を疑っていたからこそ子供も注意深く子供の異変に気付けて第3者の目ではなく親の目で発見できたということでした。
O君は幼稚園の年少の頃に自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されました。
PART10に続く、PART10は下にあります。
PART10に続く
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