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発達障害を見逃しやすい原因
子供を育てていて何か違うぞとか違和感を感じて子供の発達障害に気づいていくと思いますが、そもそもその違和感を早い段階で気づくのには、上の子供をすでに子育てしていて上の子供を育てた時との違いや保育園の先生など普段子供と関わる事が多い方などは、子育てをしながら違和感を感じて「何かうちの子違うな」と思うかもしれませんが、初めて子育てをするママは障害の度合いが重い場合は早く気づくことはありますが、発達障害の度合いが軽い場合などは、少し成長が他の子供に比べて遅いだけ、個性が豊かなだけと見逃しやすく早期に発見しづらいと思います。
そもそも「発達障害」という言葉さえ知らない親の方も多いと思います。
見逃しやすい原因は他にもあって逆に育てやすく感じることもあります。一人で大人しく遊んでいたり、あまり泣かないなどの特徴を持つ場合もあります。
手が掛からないので子育てをしながら違和感を感じることはほとんどないと思います。
発達障害の特性は色々ありますので障害などの度合いが重い場合や知的障害などが重複している場合は、早期発見しやすいのですが、障害が軽かったり、発達障害の特性が出ているのにそれを個性だと思ってしまうと早期発見は難しいです。
発達障害は知的障害と重複することも多いのですが、知的障害などがない場合も早期に発見するのは難しいどころか記憶力が抜群に良かったり、計算がすごく出来たりすることもあるので逆に頭のいい子と認識されて発達障害と気づかないケースもあります。
発達障害の一つに学習障害(LD)というものがあります。学習障害は知的の遅れが無いのに算数の計算や読み書きが苦手というものがあります。
本格的な勉強が始まる小学校に入学してからではないと分からない発達障害もありますので幼少期に学習障害を発見するのは困難だと思われます。
発達障害に気づいてあげられない原因は主に特性が軽いことがあげられます。
何か違うぞうちの子
![みはみの子育てブログ](https://mhmchildren.com/wp-content/uploads/2020/01/a675c77d6a63c2a63175892da9b00446_s-1.jpg)
発達障害の子供を育てていると違和感を感じることも多々あると思います。同年代の子供が出来ることをうちの子だけ出来なかったり、話すことが出来なかったり、2語、3語が出なかったりして違和感を感じて何かうちの子だけ成長が遅いなと感じるはずです。
本当に早いと1歳を過ぎた頃から子育てに違和感を感じ始めます。重度知的障害などの場合は1歳を過ぎてから違和感に気づく親の方も多いと思います。1歳6カ月検診などで指摘されることもありますが、多くは様子を見る形で診断は出ないと思います。
1歳、2歳だと違和感を感じることもありますが、発達障害の診断は出にくいと思いますし、
親が気づかない場合などは3歳児検診などで指摘されることが多いです。3歳頃までには特性も出やすかったりするので、親が気づくことも多いです。
成長の遅さなどで何か違うぞと感じるのが3歳頃です。
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発達障害の子供の特徴
![発達障害子供の特徴](https://mhmchildren.com/wp-content/uploads/2019/11/c4efb426fff3a9664c0eb6d80bd9339c_s-1.jpg)
発達障害と一言でいっても様々な特徴があります。発達障害の子供に見られる特徴を紹介していきます。
発達障害の赤ちゃんの頃の特徴
赤ちゃんの頃によくみられる特徴としては主に以下のようなものがあります。
抱っこを嫌がる又は特定の人にしか抱っこをさせない
あまり泣かずに手が掛からない
偏食が強く食べ物の好き嫌いが激しい
言葉が出るのが遅い
指差しをしない
以上のような特徴が見られます。
しかし赤ちゃん頃は少し育てにくさは感じるかもしれませんが、発達障害と気づきにくいです。
発達障害の幼児の頃の特徴
友達を引っ掻いたり、かみついたりする
言葉の2語、3語が出てこない
友達と遊ばずに一人で遊ぶことを好む
集団行動が出来ずに一人違う事をしている
癇癪を起しやすい
落ち着きが無くじっとしていられない
ミニカーなどを並べて遊ぶなど強いこだわりがみられる
敏感または鈍感
特定の物を極端に嫌がったり怖がったりする
以上のような特徴がみられます。
3歳児検診で指摘を受けたり、3歳にもなると発達障害の特徴が出て気づきやすくなります。
発達障害の小学生の特徴
集団行動が出来ない
落ちついて授業を受けられない
読み書きや計算が苦手
人の気持ちが分からない
図工や家庭科など指先を使うことが苦手で極端に不器用
忘れ物が多い
小学校に入学する頃には発達障害と診断を受けている子供も多いです。しかし一部ではありますが、知能が高い場合などは少し変わった子供という認識だけで発達障害と気づかない場合があります。
本格的に勉強が始まる学習障害などは小学校に入ってから気づきます。
小学校に入学する前に発達障害と診断を受けた場合は、小学校入学前に就労相談があります。特別支援級や特別支援学校など子供に合った教育を受けられます。
発達障害かもと思ったら
子供の違和感に気づいたり、乳児検診などで発達障害かもと指摘されたら、発達障害の検査をしなければいけませんので、検査をどこで受ければいいのかを紹介していきます。
まずは自治体のこども福祉課などに相談しに行きましょう。検査をする医療機関の紹介をしてくれます。かかりつけの小児科などにも相談すれば検査をしてくれる病院を紹介してもらえることもありますので相談をしてみましょう。
住んでいる自治体の発達障害者支援センタ ーなどでも相談出来ますので、早めに検査することをおすすめします。
検査をする医療機関が決まったとしてもすぐに検査は受けられないことが多いです。1ヶ月待ちは当たり前、長いと検査まで半年待たなくてはならない場合もあります。
1回目の検査で発達障害と分かるわけではありません。親への問診、聞き取り、母子手帳での生育歴、病歴などを確認して、3回くらいに分けて検査が行われ最終的な診断が下ります。
子供の発達障害を早めに気づいてあげる
![発達障害を早めに気づく](https://mhmchildren.com/wp-content/uploads/2020/02/2c1571445644087586f82cc8e6c74fbd_s-1.jpg)
発達障害と早めに気づくことで防げること
子供の発達障害を早めに気づくことで子供の特性に合わせた子育てができるようになり、早くに支援も受けやすくなります。
子供が発達障害だと早めに分かることで、出来ないことに「何でこんなことも出来ないの?」とイライラすることなく発達障害だからと納得できることにより、子供も怒られることがなくなるので子供自身もストレスを受けないで済むので親と子供、双方にとってとてもいい事になります。
二次障害を防ぐ意味でも早めに気づいてあげることが大切です。
主な二次障害
〇 不安障害
〇 頭痛、腹痛、食欲不振
〇 不登校、ひきこもり
〇 うつ病
〇 自律神経の乱れ
〇 暴言、暴力などの攻撃性
〇 自傷行為
などまだまだ二次障害と言われるのはありますが大きく分けると上記の様な二次的症状を引き起こします。
早めに気づいてあげることで二次問題を防ぎながら発達を促すことが出来ます。
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