前回の記事PART10
発達障害の診断が出たことをパパに報告
子供が発達障害と診断されて、子供のことを思うとママ自身も精神的に少し不安定ではあったが、これまで全く子供に対して興味がなく、育児も一切手伝わないパパにも子供が発達障害(自閉症スペクトラム)の診断が出たとことをその日に報告したそうです。
この時は精神的な不安定もあり、気分が乗らなかったのですが、子供のためを思いパパにも報告したそうです。
今回ばかりはいつものように子供に無関心という訳にもいきませんのでママも今回ばかりはパパにも強く言おうと決意したそうです。
会社から帰って来てご飯を食べて上のお姉ちゃんと弟を寝かしつけ、寝かしつけが終ったと同時に子供が「自閉症スペクトラム障害」だという報告をしたそうです。
パパも一瞬、顔色が変わりママの顔を見た後に「え!?前から障害者だって言ってなかった?」と勘違いなことを言いだす始末。
確かに発達の遅れがあり、発達障害の可能性があると教えていたがまだ診断が出たわけではないということも言っていたのにそれも忘れていたそうです。
ママが「発達障害ってどういう障害なのか分かっているの?」と聞くと「知的障害だろ」と答えが返ってきたそうです。
ママ「子供に発達障害の可能性があると言っていたのに発達障害について何も調べてないの?」
パパ「だって知的障害だと思っていたから」
ママ「・・・」
「とにかく子供のために発達障害について、発達障害がどのような障害なのかを自分で調べて確認してみて」
パパ「え何で!?ママが分かっていればいいじゃん」
ママ「夫婦で協力しながら子育てをしなければいけないから必ず確認しておいて」
「それと今まで全く育児にも参加せずに私一人に育児を押し付けていたけど子供が障害があると分かった以上、子育てにもしっかり参加して」
「私が大変だということもあるけど子供にとってもパパと関わることはとても大切なのこれからはきちんと子育てにも参加して」
「今までのように子供をほったらかしたり、関わろうとしない無責任な行動は親として絶対にしないで」
「これからはきちんと協力できるの?」
かなり強気に言ったそうです。
パパ「出来ることから手伝っていく」
ママ「しっかり子供のためにやってね」
パパ「分かった」
今までこんなに強気にパパに話したことはなかったので、パパもびっくりしたようで、一応納得して手伝うことを約束してくれたそうです。
実際のところは本音では本当に子育てに参加して手伝ってくれるかはママも半信半疑に思っていたそうです。
実際、今まで子育てに協力的ではなく、子供に興味も示さなかった人が急に変わるとも思っていなかったそうです。
しかし、パパが変わるならこのタイミングしかないと思い、強気に話したそうです。全部を信用出来なかったそうですが、それでもパパを信じようと思ったそうです。
こうして子供の発達障害(自閉症スペクトラム障害)の診断が出て、診断名が付いたことをパパにも報告して、これからは子供のために出来ることを考えていったそうです。
そしてこれからは子供の進路についても考えなければいけません。
幼稚園や通所型保育などをどうするのか課題はまだ山積みです。
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