発達障害と分からない原因はどこにあるのか

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発達障害の子供

発達障害の子供には特性があります。その特性も発達障害の種類によって分かれてきます。発達障害が重複した場合などはそれぞれの特性を受け継ぐことになります。

この特性とは子育てをしていく中で時に親を苦しめることになります。その特性は良い場合もありますがそのほとんどが子育てをしていく中で親を苦しめ、子育てを困難なものにしていきます。

発達障害にも軽いもの重いものがあり、重度になるほど大変で知的障害などの他の障害と重複した場合などは子供を育てる上で困難を極めます。

またその場合は小さい頃から特性が出て子育てをしていく中で子供に異変を感じて発達障害と気づきやすいです。

発達障害の度合いが軽い場合などはその特性から育て方が悪い、甘やかしすぎなどの言葉で片づけられることも多く、子供の発達障害にはすぐに気づきにくいです。

発達障害の子供にはどのような特性があるかというと小さい頃は目が合わない、指差しをしない、名前を呼んでも反応しない、抱っこを嫌がるなどの特性があります。

しかしこういった特性がでたからといってすぐに発達障害だと気づく人はほとんどいないと思います。

まして初めての子供を育てていると子供はこんなものなのかと思ってしまうからです。しかもこれらの行為があったからといって必ずしも発達障害とは限らないからです。

上の子供を育てた経験がある、乳児の子供と関りのある職業など比較対象があれば他の子供と違うと何か違和感を感じることもあるかもしれませんが、小さい頃の子供の行為などはこんなものなのかなと初めて子育てをすると尚更そう思ってしまうので発達障害と乳児の頃に気づくのは難しいと思います。

しかし、年を重ねると共に特性も段々強く出てきます。

同年代の子供が言葉を話しているのにまだ話せない、落ち着きが無く動き回っている、こだわりが強い、同じことを繰り返す、順番が守れない、思い通りにならないと癇癪を起すなど他にも特性はあるのですが2,3歳にもなるとこのような特性が出てきます。

でもまだ発達障害と気づくのは難しいかもしれません。

保育園や幼稚園に通園し始めると今度は集団生活が始まります。発達障害の特性として集団行動が出来ない、一人でいることが多い、友達を叩いてしまうなどの特性が見られます。
また、他の友達は会話が出来ているのに1語しか出て来ずに2語、3語と言葉が続かないなどがあります。

通園しだすと椅子に座り先生の話を聞くことも多いのですが、椅子にじっと座っていられずに動き回ってしまうなどの特性も見られます。

小学校に入学すると他の子供に比べて明らかに出来ないことも多くなり、精神年齢も低いように感じることが多くなります。

小学生にもなると暴言や手を出してくることもあり、八つ当たりもしてきます。

そして小学校に入学して本格的に勉強が始まると分かってくるのが学習障害(LD)という発達障害の一つです。

知的な遅れはないのに読み書きや計算が極端に苦手なものです。

この学習障害は本格的な勉強が始まる小学校に入学してからでないと分かりません。

このように発達障害の子供には普通の子供にはない特性や成長の遅さが見受けられます。



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子供の発達障害に気づいてあげられない原因は

学習障害(LD)などは勉強が本格的に始まる小学校に入学しないと分からないことなので早期に発見するのは難しいと思いますが、子供の発達障害を見抜けない原因はどこにあるのか!?

それは発達障害と見抜けない原因の一つとして発達障害という言葉さえも耳にしたことがない人が多いからだと思います。

子供が発達障害と診断されるまで発達障害というものを知らなかった方も多いと思います。

今ではテレビやニュースなどでも取り上げられる機会が増えましたが、それもまだなお発達障害というものは世の中には浸透していないと思います。

子育てや子供に異変を感じて「この子は発達障害だ」とすぐに見抜ける親は多くはないと思います。

乳児の頃に指差しをしない、声掛けに反応しない、抱っこしても嫌がるなどの行為が見られてもすぐに発達障害かもしれないと思う親は少ないと思います。ましてや初めての子育てで見抜くのはよっぽど発達障害に精通している人でない限り難しいと思います。

子育ての経験がないと子供はこういうものなのかなと思ってしまうからです。子育ての経験があったとしても下の子供はこんな感じなのかと子供の個性に思ってしまうことも原因にあります。

2、3歳児になってくると言葉を話し始めてきますが、言葉を発しなかったり、動き回ったり、思い通りにならないと癇癪を起したりをするようになります。

この時点で子供の発達障害を見抜けるでしょうか!?

もしかしたら親として子供に違和感を感じ始めるかもしれません。それで周りに相談しても「男の子はそんなもんだよ」「成長も早い、遅いがすこしあるからね」「子供の個性だよ」と言われることが多くないですか?

その相談を友達や親にして「発達障害かもしれないからすぐに検査をした方がいいよ」と言われるこのなんてないと思います。

個性なのかな!?男の子だからなのかな!?と疑問に思っても周りが言うからと心配ないのかなと思ってしまうと思います。

保育園や幼稚園に通園してからは!?

この時に初めて集団生活を経験します。集団生活の中で同じ年の子供に比べて出来ないことが多かったり、会話が出来なかったり、集団行動が出来ない、初めて同い年の子供と一緒にいることで比較対象が出来てこの時初めて子供に対して違和感を覚えると思いますがずっと園の生活を子供と一緒に共にしているわけではないので、まだこの段階でも親自身が気づくことはよほど注視していない限り難しいと思います。

この時にもしかしたらと気づいてくれるのは先生です。もしかしたら発達障害の可能性があると先生からの指摘があるかもしれません。それでも発達障害のことをあまり知らない先生がいるのも事実です。そうした場合はやはり子供の個性ととらえて親に指摘をしてきません。

もう一つ指摘をしてこない原因として発達障害かもしれないとしてきして、もし違っていたらどうしようと先生が不安になってしまうこと

もし指摘しても親に嫌な顔をされるのではいかと不安になってしまい言うのをためらってしまうこともあるようです。

小学校に入学してからも同じように見過ごしてしまいがちです。

中学、高校も同じような形だと思います。

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そのまま大人になり、社会に出て生きづらさを感じるようになり子供自身が自分のことを異変に感じて実は発達障害だったと大人になって分かるケースも多くあります。


このように特性があまり重くなかったり、普通の子供と近い知的障害などがない場合は、それがその子の個性だと気づくのが遅れたり、気づいてあげられないまま大人になってから気づくことがあります。

もう一つは親自身が少しおかしいと思って子供の異変を感じていても調べもせずに個性だとかたくなに思ってしまい検査自体をしないことです。

園や学校から指摘があっても検査も受けないことで発達障害と分からないこともあります。実際発達障害の検査を受けない限り発達障害の診断は出ないわけですから発達障害と気づかないというよりは発達障害であることを否定してしまうことです。

そして最後に子供のわがまま、育て方が悪いと思ってしまうことです。

発達障害の特性を親自身が子供のわがままだとか育て方が悪いから、しつけが出来ていないからと思ってしまうことです。

確かに特性がそれほど重くない場合は親自身も他人が見ても子供のわがままに思いがちです。

周りからも発達障害だと思われずに思い通りにいかないで癇癪を起しても「甘やかしすぎ」落ち着きが無くて動き回ってる「育て方が悪い」「元気がある子」と思ってしまったり、思われたりで誰も発達障害だと思わずに育て方が悪い、甘やかしすぎだと育て方に問題があると思ってしまうことです。

自分の育て方が悪いと思っていたら実は発達障害だったというケースが多々あります。

発達障害と子供が分かった瞬間に自分の育て方が悪かったわけではなかった。子供の異変の原因が分かったと発達障害と診断されてもどこか安堵してしまう親もいます。

このように発達障害と気づいてあげられない原因はいくつかありますが、発達障害のことを知らない限り個性などや育て方に問題があると勘違いを起してしまうのは致し方ない事だと思います。

発達障害という言葉を耳にしたことがある親はどれほどいるのだろうかと思います。

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