叱るって何?怒るとの違い
「怒る」
相手が自分に悪い影響を与えたり、自分の思い通りにならなかった時に感情を剥き出しにして強く相手をとがめる。
「叱る」
相手が自分を含めて誰かに悪い影響を与えたり、自分の思い通りに通りにならなかった場合に、相手をより良くしようとする、正しい方向に導こうとする事
全く違う事だとわかりますね
怒るは失敗やミスを感情剥き出しに怒鳴り散らす
叱るは失敗やミスを正しより良い方向に導く
子育ての場合だと怒るを繰り返すと子供に悪影響をおよぼす可能性があります。
失敗やミスを起こすと「お父さん、お母さんみたいに怒鳴ればいいんだ」と
相手を尊重せず感情剥き出しに怒り出すことを覚えてしまいます。
怒るは大人であっても子供であってもあまり意味を持ちません
何で怒られているのかが分からなくなります
何が原因なのかより怒られたことだけ頭に残ります。
叱り方で親自身にも子供にも良い影響を及ぼす
人を傷つける事をしない
正しい叱り方をすれば、人を傷つけるような言動はしなくなります。人の心を傷つける言葉の暴力や人の体を傷つける暴力などを正しい叱りかたで子供に教えていけば、人に害を加えなくなります。人を傷つけて困らすような事は親としては絶対に避けたい事ですからね
人を傷つけてもいい事がない事を正しく叱りながら教えていきましょう。
危ない事から身を守る
危ない事、ケガや命を落とすような危険行為を親として教えていなければいけません、親がずっと一緒にいるわけにはいかないので、子供自身に危ない事を教えるために叱りながら教えていかなければいけない事もあると思います。
子供に万が一があってからは遅いですから、 一人でも危ない事を理解して、やってはいけない事、してはいけない事を教えて危ない事から身を守らなければなりません。
ルールやマナーを覚えさせる
子供に将来生きていくためにルールやマナーを覚えさせなければいけません。公共の場や集団生活でふざけていたりしては学校や社会で迷惑をかけてしまいそれが取り返しのつかない事になりかねません。学校や社会で生きていくためのルールやマナーを子供に対して叱る事によって教えていかなければなりません。
子供に悪影響を及ぼしてしまう間違った叱り方
過去を持ち出して叱る
「昨日のあの事なんだけど」「この間の事だけど」と過去を遡って叱っても何の効果もありません叱る時は、状況にもよりますがその時にすぐに叱りましょう
全体を叱る
「お前はだめだ」など間違った事を叱らずに子供の全てを叱ってしまう事 。何で叱られているのか分かりづらいので叱る時は間違った事だけを叱りましょう。
子供を否定するようなしかり方
「お前は馬鹿だ」「お前は何をやってもダメだ」など子供自身を否定するかのような叱り方、子供自身も委縮してしまい、自己肯定感もなくなってしまいます。
怒鳴る
人間ですのでどうしても感情的になってしまう事もあると思います。でも親として感情的に怒鳴ってしまうと親の自己満足だけで子供には何も響きません。親として子供を正す意味で叱る事が逆効果になってしまいます。叱られた事とよりも怒鳴られてしまった方に考えがいってしまい何で叱られたのかが分からなくなります。
長く叱る
くどくど長く叱っても効果はありません。いつまでも長く叱っていても子供には何も響きません、長いな、早く終わらないかなという事に意識がいってしまい子供も最終的には何で叱られたのかが理解できなくなってしまいます。
親として言い足りないと思うかもしれませんが、長い方が効果は薄いです。
子供が伸びる正しい叱り方
すぐに叱る
すぐに叱る事は子供にとって効果的に発揮します。子供の記憶が残ってるうちに叱った方が何で叱られているのかが理解しやすいです。
短く的確に叱る
重要な事だけを分かりやすいように短く叱る事、長くダラダラ叱ったり、何で叱ってるか分からない叱り方だと子供自身が何で叱られているかわからなくなるし、また同じことをしてしまう可能性があります。的確に叱る事を心がけましょう。
子供の意見を尊重し叱る
子供意見も聞かずに叱ってしまうと子供は自信を無くして消極的な子供になってしまいます。子供の意見をしっかり聞き、子供の事を尊重して間違っている事を叱りましょう。
冷静に叱る
叱る時は冷静でいないと子供を否定するかのように怒鳴ってしまったりしてしまいます。悪い事をしても一呼吸を置いて冷静になってから叱りましょう。
子供を叱る時に怒鳴る事が一番子供にとって良くない事です。冷静にいる事を心がけましょう。
褒める事も忘れないように
子供に叱る事は子供が成長していく上でとても大切な事です。しかし叱ってばかりで褒める事をしないと子供の大きな成長にはつながっていきません、改善が見られた時、前回叱った事を理解してやらなくなった時は必ず褒めてあげましょう。
褒める事で叱った事が活かされますし子供がちゃんと私を見てくれていると親自身の信頼にもつながります。
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