3人の違う性格
私の家は3人の子供がいます。どれも同じように叱り、同じような食事を取り、同じようなテレビを見て、同じような場所に出かけても、全く違う性格になっています。もちろん似ている部分もあるのですが、人に対しての優しさ、人に対しての厳しさ、思い通りにならない時、我慢しなければならない時、努力、感受性など全く違うものになっています。
これは育て方がというよりは元々持った性格があると思います。もちろん同じ様に育てたつもりでも子供が違うとらえ方をしていたら、育て方が違っていたのかもしれませんし、親が勝手に同じ様に育てたと思ってただけなのかもしれません
でも近い感覚で子育てをしていても違う性格の子供になります。
子供の性格を把握して
小学校の高学年くらいの年齢までいけば性格は完ぺきではないですが、ある程度出来上がってきてます。小学校にあがり高学年になるとあまり性格が変わってきていません。もちろんこれは我が家の事なので他の子供の方は「そんなことない」と言う意見もあると思います。ある程度出来上がった性格を見極めながら、子育てをしていかないと子供にとっては良くない結果になってしまいます。
3人とも違う性格になているのでこれからはその子供にあった育て方をしなければいかないなと思いました。
一番上の子は褒めると物凄くやる気を出します。片方で真ん中の子供は褒めると調子に乗って逆にやらなくなります。やる気を出させるためにあえて褒めずにいると今度はやる気を出します。子供のやる気スイッチは子供によってそれぞれ違うんだなと思いました。
子供の悪い所を直すには
子供には悪い所もあります。親の私だって完ぺきではないから子供の悪い所を直すなんて、偉そうな事は言えませんが、自分のようになって欲しくないから子供の悪い所を直したいと思ってる親の方も多いと思います。
でもやはりなかなか難しいですよね、親の言う事をまだきちんと聞いてくれる小学校のうちに直していくのが一番いいと思います。反抗期を迎える前にしかっり直せるのがベストだと思います。
どうやって直すのかを我が家でやった事を紹介します。
一番上の子はとにかく面倒くさがり屋で自分の欲求を最初に満たす事に頭が一杯です。最初にご飯を食べる、最初にゲームをやるなど一番最初にやりたい事をやって、お風呂、宿題など自分がやりたくないものは後回し、自分の欲求を満たしてからは嫌な事はますますやらなくなってしまい、ご飯食べてから宿題やる、テレビが終ったらお風呂に入るなど「後でやる」が染みついてしまっていました。
そのために後々絶対やらなけらばいけない事を先にやらせる事に仕向けました。
まずは先にやったら必ず褒める、宿題やお風呂などその子供にとって面倒くさい事が先に出来たら必ず褒めるようにする。褒める前提の前に先にやる事をしない場合は、ゲームやご飯は宿題やお風呂に入ってからでないとやらせないようにして下さい。
子供はどうしても食べたいとかゲームをやりたいという欲求が凄いのでしぶしぶではありますが、必ず宿題を先に済ませます。
ここで注意したいのがゲームをやりたいために、宿題を雑にやる事があります。宿題を確認してきれいに出来ているかをチェックしてください。適当にやっていたら何のための勉強かわからないので、出来ていなかったらやり直しをさて下さい。
もちろん出来たらきちんと褒めましょう。これを続けていけば嫌な事を先にやった方が後々自分が楽になるというのが分かってくると思います。
無理だと思い途中でやめないでください。続けていく事が大切です。
これはほんの一例ですが、続けていく事、怒鳴ったりしない事が大切です。
3人の子育てで感じた事
やはり同じ人間にはなりません、個性があって良い所も悪い所も含めて人間なんだなと感じます。全部が全部悪い所を直せるわけではありません、完ぺきな人なんていないですからね、人それぞれ個性があり特徴があります。3人の子育てをしてみて人ってこうも違うんだと感じました。
悪い所を直すばかりではなく、悪い所を良い方向へ持っていく、良い所をとことん伸ばすのも子育てとしては大切だと感じます。
子育てに正解はないかもしれませんが、子供が社会の役に立てるように、誰かに必要とされる人間に育って欲しいという気持ちで今も子育てをしています。
まとめ
もちろん綺麗ごとばかりでは子育ては出来ませんから感情的になってしまう所もあります。大変だなと感じる事も多いです。
でも子育ては楽しいもんです。親としてもまだまだ勉強中です。
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