我が家の自閉症スペクトラム(asd)発達障害の特徴
我が家の凹凸君の発達障害の特徴は?鉛筆や箸をきちんと持つことが苦手です。今は大分ましになりましたが、字をきちんと書く事が苦手です。苦手というより急いで書いてしまいます。(大分改善はされましたが)急いで書いてしまう結果、字が雑になってしまいます。
字を書くのが好きではないみたいですし面倒くさいようです。
集団行動が小学校に入学した時は、みんなより遅れることが多かったみたいですが、改善を始めてからは集団行動も出来るようになり、今ではさほど問題なく出来ているようです。
友達もたくさんおり、喧嘩もたまにするみたいですが、コミュニケーションは取れていると思います。
自閉症スペクトラム障害の特徴の一つコミュニケーションを取るのが苦手という訳ではないみたいです。
少し苦手としているのが話を聞くということです。授業中でも話を聞かないでぼっとしていることがあるようです。
今後は話を聞くという事をしっかりできるようにならないと、授業にもついていけなくなってしまうので、今後の課題としてはここを改善できるように取り組んでいこうと思っています。
前回の話で発達障害には健常者にはない素晴らしい才能があると書きましたが、我が家の凹凸君にも健常者では真似できない才能がいくつかあります。
一つは計算の速さと計算の能力です。
計算力は教えてもいないし習ってもいないのに繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算が出来ていました。
先生からもよく褒められるのが計算の速さです。速さと正確さはクラスで一番、学年で一番、同じ計算なら(例えば3桁×3桁の問題)なら学校で一番早いかもしれないと言われました。
確かに計算は早く、小学校1年生の時から4桁の足し算、引き算は暗算でスピードも速く出来ていました。
後はカレンダーの曜日当てです。
何年何月何日は何曜日とすぐに答えられます。現在はもちろん過去も未来も数年だったらすぐに答えられます。
これは本当に便利とういか助かります。
何月何日って何曜日だっけと聞くとすぐに答えてくれるので助かります。
以前ドコモショップに行ったときに行ったときに、席に案内されて凹凸君と一緒に席に着いたのですが、時期がちょうど年末の時期だったという事もあり、年末年始営業時間のお知らせというポスターが大きく張り出されていました。
そのポスターを見るなり曜日が間違っているよ、この曜日は2016年の曜日だよとお姉さんに教えていました。子供が言ったことなのでお姉さんも半信半疑のようでしたが、調べてみると確かに曜日も間違えていて、確かにその曜日は2106年のものでした。ポスターはすぐに回収されてお姉さんに褒められた凹凸君はとても嬉しそうでした。
何年前、何年後の曜日をすぐに言い当てることが出来ます。
もう一つは記憶力です
記憶力も抜群にいいです。
毎週末出かけることの多い、私たち家族ですが過去4年間くらいの出かけた場所日付曜日は全て覚えています。学校の行事等も日付曜日は全て覚えています。
どこかに出かけた、何かをした、遊んでいるスマホゲームのイベントなどの日付と曜日を全て覚えています。極めつけは天気です。過去何年間もの天気を全て覚えています。
天気に関しては「何年何月何日に天気は何?」と質問をしたところ「雨」と答えが返ってきました。調べてみると天気は晴れでした。「答えは晴れだよ」というとそんなはずはない「雨だったよ」と自信満々に凹凸君が言ったのですが、たまには間違えることもあるんだなと思っていましたが、どうしても気になり何気なくスマホの写真を見ていると先程質問をした日付がちょうど旅行の日でした。旅行の写真を見てみると傘をさしている写真を見てその日は雨だったことを思い出しました。
私は地元の天気を見て答えたのですが、凹凸君は旅行に行った場所の天気を覚えていたのです。子供には「やっぱり雨だった」と謝りましたが、凹凸君は「だってその日旅行に行った日で雨だったもん」と答えました。
旅行に行った日や天気まで全て完ぺきに覚えていて凄いなと改めて思いました。
自閉症スペクトラム(asd)発達障害児の今後の課題
今後の課題としては先ほど挙げたとおりに、話を聞くということが少々苦手なので、話をきちんと理解できるように聞くことと、字を丁寧に書く事です。簡単そうでなかなか難しい課題ですが、きちんと出来るように改善していきたいと思っています。
もう一つの大きな課題は健常者では考えられないほどの能力をどう生かすべきかです。出来ることなら社会の役に立つようなことにその能力を生かしてほしいのですが、どう生かしてあげられるのか、どうしたら子供の才能をもっと伸ばしてあげられるのかは親としての使命だと思っています。
親の押し付けにならないように子供も楽しみながらその才能を伸ばしていければいいのですが、上手くやらないと宝の持ち腐れになてしまいますし、子供が嫌になってしまうようなやり方をしてしまうとそれこそその才能を伸ばしてあげる事が出来なくなってしまいます。
親としての役目は子供が前向きにその才能を伸ばせるようにサポートをしていきたいと思っています。
子供の一番の理解者としてその才能を伸ばし、出来ることなら自分の為ではなく、将来社会に何かお役に立てるように伸ばしていければなと思います。
その為には子供自身が自ら進んでやってくれることが重要だと思います。無理やりやらせてしまったのでは、子供も納得をしないので絶対に伸ばす事は出来ないですし、途中で嫌になってしまいやらなくなってしまうと思います。
子供の才能を伸ばせるように子供と一緒に前向きに取り組めたらと思っています。具体的に今こうなりたいとまだ子供自身は思いついていないので、子供がこうなりたいと何か思える時が来たときには全力でサポートしていきたいと思います。
出来ないことを出来るようにしつつ得意なものを更に伸ばせるようにしていきたいと思います。
自閉症スペクトラム(asd)の我が家の凹凸君の療育の話
我が家の凹凸君は小学校に入学して間もなくに発達障害と分かりました。その後は澤口先生の発達障害の相談にて改善を目指して取り組んだいたわけですが、私の子供は一回も放課後等デイサービスは利用していません。
療育という事が発達障害の改善を目的としていると思いますが、我が家の凹凸君は1回も療育はやっておりません。
澤口先生のやり方で改善に取り組んでいます。
正直な話、自閉症スペクトラム障害重度の診断は出ていますが、障害者手帳の申請も行っていませんので放課後等デイサービスも利用は出来ません。
もしかしたら今後考え方が変わり、お世話になるかもしれませんが、今現在の考えで放課後等デイサービスの療育を利用するつもりはありません。
それでも我が家の凹凸君は改善出来ました。利用しなかったから改善出来たかもしれませんし、その答えはよく分かりませんが私の子供は考えがあって療育はしていません。
別に療育がいけないとか悪いとかは思っていません。ただ単に我が家がやっていなだけです。
最後に
長期に渡り我が家の凹凸君の話をしてきましたが、小学校入学と同時に発達障害を指摘されてから何度も悩み子供の事を考えて勝手に苦しみました。子供の事をどうするかではなく、漠然と悩んでいたことに気づかされて、どうせ悩むんなら子供の事をどう良くしていこうかということで悩もうと思いました。
発達障害という存在さえ知らなかった私が発達障害について勉強をして学び、子供の発達障害の改善に取り組み、改善にいたり、今後の課題と向き合いながら子供の幸せと子供の才能を伸ばせるように今後もしっかり取り組んで行くことの話をしましたが、
あっそういえば勘違いしないで頂きたいのが、私は澤口先生の回し者でもありません。私の子供がたまたま澤口先生の発達障害の考えで指導して頂いたことが良かったのかもしれませんので、そこは間違わないようにしてください。
本当に子供には合っていたのかもしれません。数字カードを使ってワーキングメモリを鍛えること、療育を受けさせないこと、普通学級で学ばせること、そして私達夫婦が考えた独自の改善方法と全てが重なり、上手くいいたものだと思っています。
しかもそこには絶対に改善させるんだという強い信念もありました。
ここまでの話は改善出来た自慢話ではありません、実際に改善出来た報告をしているだけですし、改善に興味がある方が同じようなやり方でもしかしたら改善出来るかもしれないと思いブログに書き綴りました。
今、思う事はもし子供が発達障害ではなかったら・・・
ここまでの才能は持ち合わせていないんだろうなと思います。
だからといって発達障害で良かったとも思えません。
発達障害についての質問等があればTwitterのDMで質問や相談やこのブログのコメント欄でお答えしていきますので些細なことでもかまわないので是非相談や質問をしてください。
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