発達障害の子育て
中にはあまり普通の子供と変わらずに子育てが出来る発達障害の子供もおります。本当に発達障害なの！？と言われるくらいに分かりにくい発達障害の子供もいます。でもそんな簡単ではないのが発達障害の子育てです。
発達障害の子育ては普通の子育てとは大変さが断然違います。普通の子育ても大変で辛いことも多いとは思いますが、それに輪をかけて大変なのが発達障害の子育てです。
発達障害の度合いや他の障害と重複しているかどうかで大変さは変わりますが、他の障害と重複している場合などは本当に大変で小さい時はひと時も目が離せません。例えそれが家であってもです。
毎日、毎日が苦労の連続、終わりがない子育ては絶望さえ感じてしまいます。
発達障害の子育て何が大変！？
本当に大変さは色々ありますが、例えば家にいても突然家からいなくなり、それもちょっとトイレに行ってる間に鍵を開けて家から出てしまったり、2階の部屋を掃除している間に、家から出ていなくなったりと本当に目が離せないとはこの事だと思うくらいひと時も目が離せません。内鍵なので開けられれば出れちゃいます。
こだわりが強くこれと決めたら融通が利かない、気が収まるまで同じ事をずっと繰り返したり、止めさせようとすると怒りだし泣きわめいて癇癪を起します。癇癪を起すと手が付けられません。子供の気が済むまで待たなくてはいけません。
会話のキャッチボールが難しい、一方的に自分の話したいことを話して終わり相手の話は聞き入れません。1日中おしゃべりしている場合もあります。
感覚に敏感で音や光に敏感で凄く嫌がります。食べ物の好き嫌いも多く偏食が多いです。同じものしか食べなかったり、汚くても同じ服を着たがります。言っても聞かないので服を着せたり、食べ物を食べさせるのも一苦労です。
遊園地に遊びに行っても順番を待ったりするのが苦手なのでイライラしたりカッとなったりします。
落ち着いてじっとしていられないのでよく迷子になります。たまに紐を付けられている子供がいますが、こういった行動を防ぎ迷子にならないようにして、よく犬や猫じゃないんだから可哀そうという声を聞きますが、いなくなってしまう子供、それを探し回る親は物凄く大変なので理解してあげてください。
幼稚園や学校ではお友達を叩いてしまったり（親が必ず誤りに行きます）、空気を読まないで相手が気にしてる事も平気で言ってしまいお友達を傷つけてしまう事もあります。（もちろん本人は悪気はないです。）
気晴らしに外食に出かけても休まる暇がありません、好きな食べ物がないと怒りだす、大きな声で一人でしゃべりだす、じっとしてないですぐに席を離れたがる周りの目が気になって食事も喉を通らなくなる
周りからしつけが出来ていないダメな親だと思われる
通いたい幼稚園を拒否されたり、小学校に上がってからも普通の子だったら何の迷いもなく学校に通わせる準備だけしておけばいいが、小学校の通常級、通級、特別支援級、特別支援学校で迷わなければならない、障害を認定してもらうための手続きを色々しなければならない
他にもまだまだたくさんあります。ここには書ききれません、ここに書いた子供の様子は、私の子どもではなく、発達障害の子を持つ親の話をいくつかまとめたものです。
分かって欲しい発達障害の子育ての大変さ
普通の子育てでは体験できない事がたくさんできます。（体験したくはないですが）健常者のお子様をお持ちの親もたくさん苦労や辛さもありますが、上記の体験をした発達障害の子供を持つ親に比べたらまだ少しは余裕があると思います。けして発達障害の子供を持つ親の方が大変だとえらそうにしているわけではありません、大変さを自慢しているわけでもありません
少しでもいいから発達障害を育てる大変さを分かって欲しいのです。知らない人から見ればしつけが出来てないとか親が怠けてるだけだとか思われるかもしれませんが、そうではない事を分かって欲しいのです。
発達障害の子育て
発達障害の子供には様々な特性があり、特性を理解して苦手なものを直したり、得意なものを伸ばす事が重要です。
本当に逃げ出したくなる時もあります。でも一番の理解者の親が下を向いて子育てから逃げたら一番つらい思いをしている発達障害の当事者がもっとつらく大変な事になってしまいます。
発達障害の子供も親に大変な思いや辛い思いをさせていると分かっていると思います。
それでもとまらず色々ダメな事をやってしまうのが発達障害なのです。
自分の子供を憎んでしまう事がおおいに起こりえるのが発達障害の子育てです。
大変な子育てを理解して周りの方のサポートもお願いします。
まとめ
大変な発達障害の子育てをまとめてみました。先ほども書きましたが子育ての大変さに違いはないのは分かった上で発達障害の子供の大変さを書きました。ご了承ください。
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