発達障害も子供を育ててみての今
急に発達障害児を育てることになった訳ですが、今現在も普通学級で学ばせています。今では普通の子供と変わらないくらいに学校に対応できており、今の所は問題なく学校に通っています。最近では友達と遊ぶとも多く、前のように子供も甘えなくなってきていますが、手もかからずに子育てが出来ております。
改善が上手くいったと思っておりますが、澤口先生の所で教えて頂いた数字カードを使ってワーキングメモリを鍛えること、発達障害児にとっていいことわるいこと、そして私達夫婦で考えたこと全てが合わせって改善出来たと思っています。
私達夫婦の見方だけではなく学校側からも評価は頂いています。
発達障害と診断されたときは絶望と不安しかありませんでしたしなかなか子供の発達障害を受け入れられなかったのですが何とか子供のためと思い、気持ちが前に進み始め子供を改善することが出来ましたが今となっては最初の不安や絶望感はどこにいったのかと思うくらいに充実しています。
発達障害と診断されても普通と変わりないくらいに改善出来ることが分かりました。
私が育てている発達障害児の特徴
私の子供には大きな特徴がいくつかあります。今回紹介する特徴はとてもいい特徴です。発達障害児には出来ないことと出来ることの差が激しいまさに凹凸という呼ばれ方をします。
凸の部分で言うと普通の子供では考えられない能力を発揮します。
そんな中で私の子供が持っている素晴らしい能力についてお話しします。
まず最初にカレンダーの曜日を過去、未来と言い当てることが出来ます。
例えば2021年6月8日は何曜日と質問すると〇曜日と言い当てることが出来ます。過去の曜日も言い当てることが出来ます。
これが素晴らしい能力かどうかは分かりませんが、言い当てることが出来ます。
次の能力は、計算力です。
この能力は幼稚園の頃からあったらしいのですが私は気づきませんでした。後で幼稚園の先生に聞いた事なのでこんな計算がもう出来ていたんだとびっくりしました。
幼稚園の頃に「運動会は9月18日です」と先生が園児に報告すると私の子供は「14日後か」とぼっそっと言うそうです。
夏休みは「7月23日からです」と担任の先生がいうと「12日後か」と言うそうです。
「遠足で行った動物園の動物の絵を描きましょう」と言うと「13日前の遠足か」と言うそうです。
繰り上げの足し算、繰り下がりの引き算を家でも園でも教えていないのに出来ていたそうです。
小学校に上がってからも足し算、引き算、掛け算、割り算もすんなり出来て、計算スピードや正確性はクラスで一番で、学年でも一番だと担任の先生がおっしゃていました。
小学2年生の時に試しに3桁×3桁の掛け算を小学校6年生と一緒にやったらしいのですがその中でも一番早く終わり全て正解だったようです。
小学校2年生ですでに学校で一番早く計算が出来てました。
最後の一つは記憶力です。
これも幼稚園の先生から後から教えて頂いたのですが、遠足に行った日、運動会をやった日、お遊戯会をやった日などとにかく行事をやった日付を全て覚えていたそうです。
私も子供にこんな能力が合ったことは小学校に入学するまで分かりませんでした。家族で出かけた日、映画の公開日、ゲームのイベントの日など何年何月何日何曜日と全て覚えています。
流石に3歳の頃、4歳の頃は覚えていないらしいですが、5歳頃からどこかに出かけた日などは全て覚えています。
後、何月何日に食べた料理が美味しかったからまた作ってと言われることがありますが、その日に何を作ったのかなんて私は覚えていないので流石に困ることもあるのですがそのように記憶力は抜群にいいです。
記憶力でもう一つ付け加えておくと
天気も全て覚えています。
2017年何月何日の天気はと質問するとその日の天気を言い当てます。
以前、ランダムに何年何月何日の天気はと質問したところ間違ったことがありました。その日の天気はネットで過去の天気で検索すると晴れだったのですが、子供は雨と答えました。
間違えることもあるんだなと思い、「間違えちゃったね」というと「絶対雨だよ」と子供が答えておかしいなと思ったら「だってその日は旅行に行って雨だったじゃん」というので行った旅行先の過去の天気を調べると確かに雨でした。
このようにいくつか素晴らしい能力を持ち合わせているのですが今後どのように伸ばしてどのように生かしていくのがいいのかを子供のために親として出来ることを考えていかなければならないと思います。
発達障害児を育てて良かった事
発達障害児を育てていて良かったこととなるとやっぱり先ほど申し上げた能力を授かった事だと思います。
もしかしたら発達障害で生まれてこなければこの能力は授からなかったのではないかと思います。もちろん普通の子供にこしたことはないと思いますが、そういった点では発達障害児に生まれて良かったなと感じます。
親自身が育ててどう思うより、子供が幸せに感じていることがいいことなので発達障害児だからいい、普通の子供だからいいということは親としてあまり考えていません。
でも、いいことも悪いことも含めて一つ勉強になったのが発達障害というものが分かった事だと思います。
発達障害という文字さえ見たことがなかった私ですが、中身を知り、人にアドバイス出来るまでになりました。
これからはどうなるのかは分からないこともありますが、二次障害などにも気を付けながら発達障害の子育てをしっかりやっていこうと思っています。
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