前回の記事PART3
子供の発達障害の検査を拒み続けた結果
小学校1年生も終わり、2年生になってからも落ち着きのなさは相変わらずだったようです。旦那には学校側から発達障害の指摘をされたことは一応報告したそうですが、旦那もそんなことある訳ないと感じていたそうです。
しかし、この頃にはママ自身も発達障害かもしれないとは薄々感じてはいたそうです。しかし可愛い子供が障害者なんて絶対に認めたくないとの思いから検査を受けていなかったそうです。
発達障害かもしれないと思ってはいたものの検査も受けずに発達障害の子供に合わせた子育てと教育も出来ていなかったそうです。
2年生になってからすぐに家庭訪問がありましたが、その時も検査を受けることを勧められたそうですがそれでも検査は受けなかったそうです。
担任の先生は変わりましたが、それでもまだなお検査を受けることを勧めてきます。子供のためを思い特別支援級に行くこともすすめられたそうです。
特別支援級に行くことも拒み、発達障害の検査も拒み続けたそうです。
旦那も子供が発達障害なんて思ってもないので、検査を受けることを拒んでいたそうです。
旦那も子供が発達障害とは思てもいないので、落ち着きが無いと平気で怒るし、毎回のように注意していたそうです。
子供自身も毎回怒られることに心が不安定になって来たそうです。
そんな時に子供自身が、学校に行くのを拒むようになったそうです。
毎朝「学校に行きたくない」と子供が暴れはしないけど泣いていたそうです。
ママ「学校でいじめられているの」
子供「違う」
ママ「じゃ何で行きたくないの?」
子供「みんな分かってくれないから」
それでも無理に行かせてはいたそうですが、子供は帰ってくるといつも心が不安定になっていたそうです。
そんなことが何日も続き、とうとう学校に行かない日が続いたそうです。
旦那も熱もないのに学校に行かない子供に注意したそうですが、逆効果で余計にふさぎ込んでしまったそうです。
そんな時に担任の先生から連絡があり、子供の学校での様子を話されたそうです。「先生が落ち着きのないことを注意する、ルールを守れないことを注意するとクラスのみんなが笑う。いつも注意されていることにみんなが笑う」それがものすごく嫌だと子供が言っていたそうです。
先生も席を出歩くことを注意しないと他の生徒まで真似をしてクラス全体の勉強に支障が出るので注意しないといけないとおっしゃたそうです。
子供の気持ちを考えるなら発達障害の検査をしてしっかり発達障害と向き合い子供が楽しく学べる特別支援級で学ばせることを勧められたそうです。
それでもまだなお渋っていたそうです。
学校に行かなくなってからも何度も先生から電話を頂いていたそうですが、それでもまだ検査を受ける勇気がなかったそうです。
学校の先生方が家に来て
次の日に今の担任の先生、1年の時の担任の先生、特別支援級の先生が家まで来たそうです。
家での子供の様子なども見にきたそうです。
先生方を追い返すわけにもいかなかったので、家に上がってもらい家での子供の様子を聞いてきたそうです。
学校でのいじめは考えられないのかと先生に問いただしたところいじめではなく、子供さん自身がなじめていないこと、子供さん自身居心地が悪そうなことを言われたそうです。
学校側ももちろん配慮はしているそうです。
その時子供も何か騒がしいことに気づいたらしく部屋から出て来て、リビングまで降りてきたそうです。
先生も子供の顔を見て安心したそうで、子供もなぜ先生が来ているのかを理解したみたいで、子供から急に話はじめ、「いじめられているわけではない」「教室にいずらい」ということ話したそうです。子供も先生の顔を見て安心したのか少し微笑んでいました。
学校に行かない間には見せなかった顔を見せたそうです。子供ながらに先生を味方だと思っているのだと思いました。
子供も何かを察したのかすぐに部屋に戻っていたそうです。
子供が部屋に戻った所で本格的な話し合いが行われました。
次回はママの葛藤と決意をお話しさせていただきます。
PART5に続く
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