発達障害児の小学生の特徴

スポンサーリンク
発達障害7歳特徴
スポンサーリンク

発達障害の小学生の特徴

発達障害の小学生の特徴はどのようなものがあるのか?

発達障害の小学生の特徴を解説していきます。


集団行動が出来ない

落ちついて授業を受けられない

読み書きや計算が苦手

人の気持ちが分からない

図工や家庭科など指先を使うことが苦手で極端に不器用

忘れ物が多い

気持ちのコントロールが出来ない

友達と仲良く遊べない

集中力の持続が難しい

整理整頓が苦手

などが特徴としてあります。

他にも特徴はあるのですが、大きく分けると上記の様な特徴が見られます。

この他では、鉛筆を噛む、授業中に独り言が多いなどがあります。

小学校入学までに発達障害と診断が下っている子供は多いです。小学校入学までに発達障害と分からない子供の傾向としては特性が強くない、知能が高い場合などは、少し変わってるくらいに思われて、他から指摘を受けなかったり、親が気づかないことも多いです。

また小学校に入学して勉強を始めてからでないと分からない発達障害もあります。それが学習障害(LD)です。
本格的に勉強が始める小学生にならないと学習障害は気づきにくいです。

小学校に入学する前に発達障害と診断を受けた子供については入学前に自治体などで就学相談があります。
特別支援級や特別支援学校など子供にあった教育が受けられます。

また放課後等デイサービスも申請をすれば利用できるようになります。

スポンサーリンク

発達障害の種類

発達障害7歳特徴

自閉症スペクトラム (asd)障害 の特徴

対人コミュニケーションや他人との関わり方に置いてですが、ASDの人は一人でいることを好んだり、対人関係においては常に受け身という傾向があります。また、他人の気持ちを理解する事が苦手
コミュニケーションにおいては、 人情に配慮することが上手ではないという特徴もあります。
曖昧な事や、臨機応変に対応する事が難しく誤解されやすい
幼少期のころは、同じことをオウム返しのようにリピートすることが多かったり、話し言葉の発達が遅れていたり、他人の言葉の意味を理解できなかったり、会話がちぐはぐになりやすいという点が挙げられます。
行動がパターン化するという点では、普段から常道的な動作を繰り返す傾向にあったり、特定の手順とかやり方を繰り返すことにこだわったりするという点があります。また、特定のことに興味を持つことが多いという点も、ASDの特徴と言われています。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴

注意欠陥多動性障害(ADHD)には、集中力が長く続かないとか、落ち着きがなく常に体のどこかが動いているとか、また順番待ちができないなど忍耐力がなくて衝動的に行動するという点が大きな特徴です。一般的には大人になってからADHDを発症することは少なく、多くの場合には7歳までに発症することと言われています。そして、日常生活の中でADHD特有の行動をとる傾向にあるため、家族や学校の先生などが気づくケースが多いようです。
子どもの頃に発症するADHDは、成人してもそのまま症状が続く傾向にあります。場合によっては落ち着かない性格だとか、こらえ性がない性格だという風に、性格とか個性として片付けられてしまうことも多いようです。

学習障害(LD)の特徴

学習障害(LD)とは、知的障害や聴覚、視覚に問題がないのに学習する際に必要となる能力である「読む」「話す」「聞く」「書く」「計算する」「推論する」などから、特定の能力における発達が遅れているという特徴があります。こうした能力は、生まれ持っての能力だけではなく、普段の生活習慣で身に着けることができます。また、その人によって得意な分野もあれば苦手な分野もあるものです。

発達障害は大きく分けるとこの3つに分類されます。上記のようなものを総じて発達障害と呼ばれます。
発達障害の種類によって特徴が変わってきます。また知的障害などの他の障害とも重複します。

発達障害といっても障害の重さ、他の障害との重複により特徴や特性は変わってきます。

発達障害の子供は凹凸と呼ばれることもあります。出来ないことや苦手なことも同年代の健常者の子供に比べると多いのですが、物凄い能力を持っている場合もあります。ピアノや絵などの芸術的な才能、記憶力、計算力と普通の子供では考えられない能力を持ち合わせることもあります。

苦手なことばかりではなく得意のことには素晴らしい才能を持っているという意味で凹凸と呼ばれます。

発達障害と気づく大切さ

発達障害 ブログ

小学校に上がると発達障害の特徴も出て健常者の子供との違いで親が気づかなくても、先生から発達障害の可能性の指摘をうけることも多くなります。

また親自身も育てにくさや子育ての違和感などで子供の異変を感じてくることもかなり多くなってきます。授業参観や行事などで子供の様子を見に行くことも多いともいますが、健常者の子供と比べてあまりにも落ち着きが無いなどで、今までは少し落ち着きが無いだけと考えていた我が子があまりにも幼く感じてしまうこともあると思います。

そのようなことを感じたら検査を受けることが必要になってくるかもしれません。

しかし発達障害という言葉さえ知らない方も多いと思います。特に知的障害などが無いと違和感を感じても発達障害という言葉さえ知らないので、気づきにくく分かりにくいと思います。

発達障害なんて思わない親も多いと思います。

だって発達障害という言葉を知りませんから

発達障害という事を見逃してしまうと中学、高校と進みやがて社会にはいり会社に勤めるようになり大人になってから社会に出て生きづらさを感じて自分自身で検査を受ける方も多いです。

早めに発達障害と気づいてあげることで親が発達障害の子供として子育てが出来るので子供もストレスなく生活できますし、親自身も子供が発達障害と分かれば発達障害の特性を活かした子育てが出来ます。

また、早めに気づいてあげることで二次障害も防ぐこともできます。

〇 不安障害
〇 頭痛、腹痛、食欲不振
〇 不登校、ひきこもり
〇 うつ病
〇 自律神経の乱れ
〇 暴言、暴力などの攻撃性
〇 自傷行為

以上のようなことが二次障害と言われています。

早めに気づくことで発達障害にあわせた子育てが出来るので二次障害を防げる可能性が高くなります。

スポンサーリンク

我が子が発達障害かもと思ったら

発達障害 ブログ

子供に異変を感じたり、小学校の先生などに子供の発達障害の可能性を指摘された場合、もしかしたらと思ったら発達障害の検査を受けましょう。

発達障害は検査を受けてその日にあなたは発達障害です。検査結果が出るわけではありません。何回かにわけて検査をしていきその結果最終的に診断が出ます。

発達障害の検査を出来る場所は

自治体にあるこども福祉課などに相談できる課がありますので、そちらで検査ができる医療機関の紹介をしてくれます。またかかりつけの小児科などに相談しても検査機関を紹介してくれることがあります。

小児科だからといって全ての小児科で発達障害の検査が出来るわけではないので、必ず検査できる機関がどこにあるのかを確認してから検査をうけるようにしてください。

住んでいる自治体の発達障害支援センターなどでも相談も出来ます。

最初の検査を受けるのに予約をしますが、長いと最初の検査を受けるだけで半年くらい待たされてしまうこともあるようですので、医療機関が決まったら早めに検査予約を取りましょう。

1回の検査で発達障害と分かるわけではありません。親への問診、聞き取り、母子手帳での生育歴、病歴などを確認して、子供の様子を観察して3回くらいに分けて検査が行われ最終的な診断が下ります。

スポンサーリンク

発達障害と診断されたら

発達障害診断

発達障害と診断されたら、お住いの市町村区に障害者手帳の申請を行います。必ずしも発達障害と診断されたからといって全員が申請する必要はありません。

障害者手帳を習得する事によって様々な支援やサービスを受けられます。

療育センターを利用出来たり、税金の控除、公共料金の割引、電車やバスなどの割引などのサービスが受けられます。障害の等級などで変わってきます。(地域によって支援やサービス、申請を受けないと受けられないサービスなどあります、支援やサービスは地域によって違う場合がありますので、必ずお住いの市町村区にお問い合わせください。)


また知的障害を伴う場合は療育手帳を申請できます。

また親自身も発達障害について色々勉強をして発達障害を理解しなければなりません。発達障害を親が理解する事でご家庭でも子供の特性に合わせた子育てをして、子供の手助けやサポートをすることが出来ます。

子供には多くの支援が必要になります。その支援を受けれるように申請をして、長期的な計画を立て子供にとって最善な方法をとっていきます。

発達障害児の子育ては苦労も多いと思いますので、子供が発達障害と診断されたら親としても覚悟を持って子育てをしなければいけません。

子供にとって最善の道を作ることが親としての役目になります。

スポンサーリンク

発達障害について相談したい場合は?

発達障害の子育てで悩んだり、発達障害について困りごとがある場合は相談も出来て、指導や助言もしてくれる相談機関を紹介します。

相談窓口・支援機関

お住いの地域の 発達障害者支援センターは下記から調べることができます。
発達障害支援センター相談窓口情報

市区町村保健センター
市町村が設置する施設で、乳幼児健康診査(乳幼児健診)や育児の相談を受け付けたりしています。専門機関を紹介してもらうこともできる 。

児童相談所
各都道府県に設置された児童福祉の専門機関
保健相談・発達障害などの心身障害相談を行っています。
必要に応じて、発達検査などを行う場合もあります。
医師や児童福祉士、児童心理士、言語聴覚士などからの支援や療育などのアドバイスがもらえます。
全国児童相談所相談所

発達障害教育推進センター
発達障害教育推進センター

発達に関しての相談が出来る場所になっています。

発達障害について個人的な悩みや相談や愚痴などがある場合は私のTwitterからダイレクトメールで相談してください 。

スポンサーリンク

発達障害小学生の特徴まとめ

発達障害の小学生の特徴についてまとめてみました。

小学生になると発達障害と診断されて入学してくる子供も多いと思いますが、それでもまだまだ発達障害と見逃されていることもありますし、小学生になってから発達障害と分かる場合もあります。

子供のために早めに発達障害と気づき子供が今後生きづらくならないようにしっかりサポートしていきましょう。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました