いきなり発達障害児を育てることになった親の葛藤PART5

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発達障害 ブログ

前回の記事PART4

いきなり発達障害児を育てることになった親の葛藤PART4
発達障害と子供が診断された後の親の心情。発達障害と診断されたて落ち込む私に夫が私にかけてくれ言葉
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自閉症スペクトラム障害重度

夏休みが終わり、発達障害と分かり初めての授業が始まります。発達障害の検査と同時に本来は知能検査もするらしいのですが、知能には問題がないという見解なのでしばらくは様子を見る形になりました。

学校側に発達障害の診断書を提出してはいましたが、普通学級で学ばせるのか、特別支援級で学ばせるのかの話し合いは2学期が終わるころに行われるという事なのでそれまでは、普通学級で学ばせるということでした。

2学期の間もワーキングメモリを鍛えると同時に発達相談に伺った澤口先生の話を元に発達の改善に向けてトレーニングを行っていました。

勉強の方は、算数は物凄く得意で、繰り上がりの足し算引き算は教えてもいないのに出来ていて、夏休み前には、二桁の足し算引き算も暗算で出来るようになっていました。

発達の改善と同時に宿題の他にも毎日、自主勉強をしていました。

得意の算数を伸ばすのはもちろん、字が物凄く汚いので、字を丁寧に書く練習を毎日やっていました。

算数の計算は得意なのでいいのですが、字をきれいに書く事がどうしても出来ませんでいた。連絡帳も本人は何を書いているのか分かるのですが(字を見て分かっているというより言われたことを記憶しているみたいですが)親はもちろん第3者が見たら何を書いているのか全く分からないくらい字が汚いです。字が書けないのではなく字を丁寧に書く事が出来ないのです。

本当にこの頃は字を書かせること自体が大変でした。

字を書くのが面倒なようで1語をゆっくり書くという事をまずトレーニングしていきました。

数字カードを使ったワーキングメモリを鍛えるトレーニングと得意な所、苦手な所を並行して勉強をしていきました。

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発達障害児を育てる「これから」

急なことではありますが、発達障害児を育てることになりました。

しかし発達障害だとと分からなくても、発達障害と分かってからも特別大変だなと思うことは、一度もなかったですし、今も思うこともないです。

もちろん子育てなので普通に大変だと思うことはありますが、特別にこの子だけ大変だと思うことはありません。

健常者の上の子と下の子と比較しても大変だと思うこともないです。

逆に育てやすいとさえ感じることもあるくらいです。

でも私の子供は発達障害です。

自閉症スペクトラム障害重度です。

でも子育てをしている家にいる時と学校にいる時は違うんだろうなと思います。だってずっと一緒にいた親が子供に対して何の苦労もなかったのに学校の先生は異変を感じたわけですから、それか私が子供にたいして鈍感過ぎたのかな?

でもきっと家でいる子供と小学校で学ぶ子供は違うんだろうなと感じますし、学校にいる子供は大変なんだろうなとは思います。

親はみんなそう思うんだろうけどまさか発達障害の子供を育てるなんて思わなかった。

今は大丈夫でも、色々大変なことが出てくるのかな?発達障害の特性が何か出てくるのかな?

今現在は発達障害を育てているという感覚がないのも事実です。

家庭での過ごし方が今と変わらないのはもちろんそうですが、学校での過ごし方が良くなるかどうかは改善次第だと思います。


発達障害児を育てる親の覚悟

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2学期に入り私自身の心も少しづつ落ち着いてはきましたが、それでもなお不安な事はありました。やはり一番引っかかってくるのが子供の将来の事でした。

これから学校生活はどうなるのか?社会に出て会社で働けるのか?結婚は出来るのか?など多少の不安はありますが、それでも発達障害の改善に向けて子供のために前に進もうと心に決めたわけですから改善に向けて頑張ってやっていくしか ありません。

発達障害の子供を持つ親の覚悟としてはとにかく子供のために何でもすることだと思います。しかしそこには冷静さが必要だと思います。発達障害が治るといって高いお金を要求してくることもあります。実際治れば親としては高いお金を払ってでも治してあげたたいと思うはずです。
治せもしないのにそこに漬け込もうとする会社もあります。
冷静になってよく考えて実行することだと思います。

私が言えることではないでしょうが、とにかく前を向いて子供のために突き進むことだと思います。親が思い詰めても子供のためには、何一ついいことはありません

覚悟と言ったら大袈裟かもしれませんが、私自身も子供が発達障害と言われたときは、相当落ち込み悩み苦しみました。

しかし、その時間は全てが無駄だったという訳ではありませんが、子供のためにはならなかったと思っています。

発達障害の子供を育てるということは子供のために何が出来るのか?を悩むことだと思います。私が悩んでいたというより苦しんだのは子供のために悩んだのではなく、今思えば子供のことを漠然に不安になっていただけでした。これでは子供のためになりません。

子供のためにどうなったら改善するのかを考えて、発達障害について勉強することだと思います。発達障害についても今やネットで調べれば色々出てきます。

正直な所間違った見識や間違った情報もあります。

全てが正しいことが書かれているかといえばそうではないこともあります。でも発達障害について勉強すれば発達障害の特性が分かってきます。その特性を理解すればきっと子供のためにもなります。

発達障害についても深く知ることも親としての覚悟だと思います。

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PART6に続く

いきなり発達障害児を育てることになった親の葛藤PART6
発達障害の改善が上手くいった小学生の子供の様子。発達障害の改善に取り組む親子の様子をブログに綴りました

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