HSCと発達障害

子育てブログ
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HSCとは

HSCとは、Highly Sensitive Childのことで、
私は「ひといちばい敏感な子」と訳しています。
感受性がとても豊かで人の気持ちによく気付くが
周囲の環境に敏感で反応しやすく傷付きやすい特性を持ちます。
5人に1人、存在すると言われています。

HSCの特徴

〇 物事を深く考える
〇 過剰に刺激を受ける
〇 感情の反応が強く、共感力が高い
〇 小さな刺激も察知する

体の刺激に敏感

洋服のタグを嫌がる
ごわごわしたセーター、タオルなどを嫌がる
痛みに敏感(注射やケガな)
食べ物に敏感(違う調味料を使った、作り方が変わった事に気付く)

光・音・匂いに敏感

蛍光灯などの光に弱い
雷や風などを怖がる
臭いがきつい人がいると嫌がる(香水・体臭)
大きい音が苦手(映画館・ゲームセンター)
うるさい所が苦手(学校の休み時間・幼稚園での遊び時間)
空気の悪い部屋、汚い部屋が苦手

驚く

ジェットコースターやお化け屋敷などの驚く場所が苦手
虫が出たり、犬が急に泣くのが苦手
驚かされるのが苦手

一人になるのが好き

一人で遊ぶことを好む
一人の空間を好む
一人の時間を好む

変化にすぐ気付く、変化の対応が苦手

鉛筆や消しゴムを変えるとすぐに気付く
校庭や庭の花が少し変わっても気付く
天気の変化にもすぐ気付く
親の口紅が変わっても気付く
幼稚園から小学校などの環境が変わるのが苦手
クラス替えなどの変化が苦手

対人関係

電車やバスなど人混みが苦手
大勢人が集まる場所が苦手
人に見られるのが苦手

内面的要素

正義感が強い
ズルをする人を許せない
社会的マナーやルールを守らない人を許せない
いじめや仲間外れを許せない
怒られている人がいると自分も怒られた気分になる
暗いニュースをみると自分も落ち込む
人に対して物凄く気遣う
直感力に優れている
創造力が豊
小さな事でトラウマになりやすい
人の気持ちをに敏感に察知する

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親の育て方でHSCになるのではない

親が甘やかしているからだとか子供のいいなりなってるとか愛情不足で
そうなってるわけではありません。
弱い子でもありません
育て方が原因ではなく、その子が持って生まれた特性です
ただ、HSCの子は刺激が強いにで普通の子と同じように叱ってもかえって
大変なことになります。
上手く向き合い時には軽く背中を押してあげる事も重要です。

HSCは治るの?

HSCは病気でもないし障害でもありません
その人の素晴らしい特性です。
特性を活かす事に目を向けていくことが重要です。

HSCと不登校

いじめられたり、先生が嫌だとか、友達が嫌だというだけが不登校の原因ではありません。
先生の怒鳴り声、教室の笑い声、チャイムなどHSCの子は全てストレスになっています。
人一倍敏感な子はかなりのストレスがかかっています
学校は嫌いではないけど頭が痛くなったり、お腹が痛くなったりします。
別に学校に行きたくないという甘えではないのです。
もしかしたらと思ったら早めに医者に相談することをおすすめします。

HSCと発達障害

HSCと発達障害は、違います
幼少のころは判断が付きにくく発達障害のグレーゾーンの様な感じに受け取られる事があるようです。
音に敏感などの特性が似ている部分があるからです。
根本的に違うのが
「他人の他人の気持ちが理解しづらい」発達障害に対して
HSCは「他人の気持ちを敏感に察知できる」というのが大きな違いの一つです

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HSCの特性をいかして

敏 感 かな子は傷つきやすく、すぐ不安になるかもしれませんが、
その考え方は、正しくもあり、 間 違 が ってもいます。
敏 感 な子は、悪 い刺激だけでなく、良い刺激にも、人一倍、影 響 を受けます。
敏感な子とそうでない子の子育ては違います。
他の子と違う子育てに戸惑ったりすることもあります
大変かも知れませんが 医者と相談しながら特性を活かした育てをしていきましょう

HSCかなと思ったらおすすめの本を紹介

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