発達障害の子供を育てて思う事
発達障害と分からずに小学校入学まで子供を育ててきました。しかし気づいていないふりをしたつもりもなく本当に気づきませんでした。
学校の先生に指摘を受けなかったら、もしかしたら今でも気づかないかったかもしれません。それだけ育てにくさを感じませんし、少しこだわりが強いのかなと思うくらいで育ててみて育てにくさを今現在も感じておりません。
学校での生活や授業の態度は家でいる時と違うんでしょうね、だから先生も異変に気付き指摘してくれたんだと思います。
発達障害と分かってからは目まぐるしく私自身も変わっていきました。発達障害と指摘されて、検査を受けて検査の間に澤口先生の発達障害相談に伺い、そして自閉症スペクトラム(asd)と発達障害の診断が下り、改善に取り組み、今では学校での生活も多少問題はあるようですが、入学当時に比べたら格段に良くなるくらいに改善出来て、普通学級で今なお、学ばせています。
普通学級で学ばせることは澤口先生の助言もあったのですが
発達障害かもしれないから、最終的に発達障害と診断が出た時は、結果が分かっていたとはいえ、物凄く落ち込み、無駄な事で悩み続けました。今考えれば何であんなに苦しんだろうと思うくらいにへこみ、悩みました。診断が出た時はとても前向きになれる気分ではありませんでした。
最初の頃は本当に発達障害というものがどういうものなのかの知識がなかったどころではなく発達障害という存在も知りませんでした。
それから発達障害についていろいろ勉強をし始め、発達障害の知識を少し得た時に、発達障害を治すというフレーズに騙されかけたこともありました。
それからもっと発達障害についての知識を得ようと更に勉強をしてその中で澤口先生の発達障害の理論に出会い、すがる思いで相談に伺い、子供の改善が出来ました。澤口先生に言われた事をなるべく実行していき、後は自分たちで考えたオリジナルの改善法も加わった結果、無事に!?子供を改善する事が出来ました。
もちろん今でも全てが健常者の子供と同じ様に出来ているわけではありませんし、今後もどうなるか分かりませんし、改善できたのはたまたま子供に合っただけかもしれません。
毎日子供も頑張ってくれたおかげだと思います。
今でも不安になることや悩みもありますが、毎日笑顔で子育てできるように心がけています。
発達障害の講演などもよく出かけて話を伺っています。正直な話参考になる話もありますが、あまり参考にならない話もあります。
発達障害の講演会などは多くが、発達障害の子供を育てるママが話を聞きに来ているので、そういった中でで友達になることも多く、参考にならない講演でも他の発達障害を育てるママとお知り合いになれて、悩みなどを話し合えるのはとても参考になるし元気ももらえます。
他の発達障害を育てるママに話を聞くとことも多いのですが、本当に苦労して辛い子育てをしなければいけない方もいらっしゃいます。
それでも前向きに子育てを頑張っておられる親も沢山いらっしゃいます。
発達障害を育てて分かった事は、発達障害の改善は出来る事、後は全てが健常者の子供に劣っているわけではない事です。
確かに発達障害児は健常者に比べて苦手なことも多いですが、健常者にはない才能も持ち合わせています。
絵が上手だったり、ピアノを弾くのが上手かったりと健常者では考えられない才能を持ち合わせていることもあります。
発達障害の方は健常者にはない才能も持ち合わせています。
発達障害の子供と健常者の子供を育てて
自閉症スペクトラム(asd)と診断されてから一応形としては発達障害の子供1人と健常者の子供2人を育てているわけですが、発達障害児と健常者の子育てをしているとやはり発達障害児の子育ての方が大変だという親の方が多いと思いますし、大変さが全然違うという声も良く耳にします。
我が家では凹凸君の子育てが一番楽です。けして大人しいからとかコミュニケーションを取れずに一人で遊ぶことが多いからとかそういう理由ではなく、本当に素直で育てやすいです。幼稚園の頃は少しこだわりの強さもあったのですが、今ではそれもほとんどなくなり、お世辞抜きに育てやすいです。
小さい時から育てにくさはさほど感じなかったのですが、改善に取り組むようになって尚更、手が掛からなくなりました。
凹凸君は素直で優しいし、とても頑張り屋さんです。
私も発達障害を育てる色々なママに話を聞くのですが、大半が発達障害の子供の方が大変という方が多いのですが、我が家の凹凸君はほとんど手が掛かりません
学校では違うかもしれませんが家では本当に手が掛かりません。
PART7最終話に続く
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