発達障害って何?
最近では発達障害という言葉も身近になってきたのではないでしょうか、認知され始めてきたと言ってもまだ理解されていない事も多いと思います。
まずは発達障害の特性について説明していきます。
普通の子育てとどう違うの?
上記に書いたように普通の子供を育てている時と違う事が多いと思います。親との関りが上手く取れなかったり、コミュニケーションが上手くいかない、落ち着いていられずに常に動き回っている。空気を読まない発言をしたり、一人でずっと喋っていたり、集団行動が苦手で一人勝手に違う事をやっていたり、癇癪をおこして暴れだし泣き止まない事もあり、他にもまだまだありますが、不得意な事、苦手な事が多いです。普通の子育てと違い、大きくなっても目を離せない事が多く気を付けて子供に接しないといけない事も多いです。
兄弟などで普通の子供と発達障害の子どもを育てている親の方は子育ての大変さの違いが大きく変わってくると思います。
また兄弟や姉妹など両方とも発達障害の方は大変さが普通の子供の兄弟を育てている以上に大変な事が多々あります。
普通の子供を育てる事と発達障害の子どもを育てる違いが少し分かっていただけたでしょうか
発達障害児の子供の接し方を学ぶ
まず一番最初に取り組む事は、発達障害をきちんと理解する事です。きちんと理解していないときちんとした対応が出来ません、きちんと対応しないと子供に悪影響を及ぼし、二次障害を引き起こす原因ともなります。十分に理解した上で発達障害の子供に接してください。
不要に叱ったりしないようにしましょう。大きな声で動き回っている子供に「落ち着きなさい」大きい声で泣いている子供に「泣き止みなさい」と言っても止める事はない事がほとんどです。
何故泣くのか、何故動き回っているのかの原因を把握して対応しましょう。子供の意見をしっかり聞いて、何故泣いているのか、何故大きい声を出して動き回ってしまうのかを一緒に考えて取り組んでいきましょう。泣いているのは必ず原因があります。大きい声で動き回っているのは興奮したり、楽しい事があったり、色々な事が考えられます。
一番は子供が理解して止める事が一番なのですが、理解が難しかったり、どうしても興奮が抑えられなかったりするのも発達障害児の特徴です。
発達障害児の子供の正しい接し方
発達障害児の子供の接し方はやってはいけない事を叱るのではなく、出来た事を褒めるように接してください。
もちろん発達障害の子供だからと言って叱らなくてもいいという事はありません。きちんと端的に短く叱るのも有効です。
でも叱ってばかりで止めさせたりするのが難しい事があります。そういった時は逆に褒めて止めさせるようにしましょう。
例えば泣き止んだことにたして褒める、落ち着いていられた事を褒めるなど出来た事を褒めるようにしましょう。
褒めて泣き止んだ事は良い事なんだ、落ち着いていられる事は良い事なんだと褒める事で認識させるのも必要です。
発達障害の子供の成長
発達障害の子供は凹凸の部分が激しく苦手な事も多いと思います。しかし発達障害だからと言って叱らなかたっり、褒めなかったりしたら成長する事はありません。遅く、ゆっくりですが必ず成長していきます。親や周りが諦めたら発達障害の子供の成長を止める事になってしまいます。
出来ない、やらないで諦めないで接するようにして下さい。昨日、今日を絶対に比べないで、1ヵ月前、半年前、1年前と長い期間で比べてあげてください。人によって成長は様々ですから
発達障害の子供を育てる親に周りの理解を
発達障害の子供を育てる親は本当にいろいろ気を使い、考えて育てています。大声で泣き叫んでる場合もあります。「なぜ叱らないんだ」「親は何をしているんだ」と思う大人の方も多いと思います。ましたや発達障害の理解のない方には、こういう声があがるのもしょうがない事だと思います。
でも親はいきなり叱ったりしたら、余計に泣き叫んだり、暴れだす事が分かっているので、泣き止むのを待っているのです。何もしていないわけじゃないんです。その間、親も周りの目が気になるので焦った気持ちになってしまいます。焦った気持ちが子供に伝わり、余計に泣き止まない事もあります。少しでいいので発達障害の子供を理解してください。
親も精一杯に頑張って発達障害児を育てています。周りの方も温かい目で見てくれれば子育ても少しは楽になります。
発達障害の子供の接し方まとめ
発達障害の子供の接し方を間違ってしまうと余計に悪化してしまったり、二次障害を引き起こす可能性もあります。
周りの方の理解はもちろんサポートも必要になってきます。親は一番の理解者でなければなりません。諦めない子育てをしていきましょう。
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