言う事を聞いてくれない
最初に言う事を聞かなくなるのは、イヤイヤ期が始まる2歳を過ぎた頃から、自我が芽生え始め自分の思ったことをやり始めようとします。
でもまだ小さいから少しは許せますよね、でも大きく成長するにつれて公園で遊んでても「もう帰るよ」「まだ遊ぶ」おもちゃで遊んでて「片付けなさい」と言っても片付けない、小学校に入学してからは、「宿題やりなさい」「遊んでからやる」「テレビ消してもう寝るよ」「もう少し見てから」「歯を磨きなさい」「お風呂に入りなさい」「後で」と言って一向に行動に移す気配がない事が多いと思います。なぜ言われたとおりにやってくれないのか「後でやる」と言っていつやるのかイライラする事も多いと思います。
なぜ言う事を聞いてくれないのか?
親の声が届いていない
遊びやテレビに夢中になりすぎて親の声が届いてない事があります。子どもとしては、言う事を聞いてないわけではなく、「わかった」」と返事をしてても夢中になりすぎて返事をしたことも何に対して「わかった」と言ってるかさえもよく分かってません。
何故そうするの?子どもの疑問
また何故そうしなければいけないのかが分からない場合もあります。なぜ楽しく遊んでるのに帰らなければいけないのか?楽しく遊んでるおもちゃを終わりにして片付けなければいけないのか?このタイミングで宿題をやらなければいけないのか?テレビを途中で終わらせなければいけないのか?この時間にお風呂に入らなければいけないのか?歯磨きをしなければいけないのか?子どもにはなぜ?と思う事が多いんです。
親が嘘をつくから
親が「また今度ね」と言っても今度がない、「次来た時に買ってあげる」と言って次に来ても買ってもらえないなど親がその場しのぎで嘘をついてばっかりいると子どもも嘘をつく親の言う事なんか信用できなくて言う事も聞いてくれません。
言う事を聞かせるためにやってはいけない言動
子どもがますます言う事を聞かなくなる親の言動をまとめてみました。
親の都合を押し付ける。
親が楽をしたいから、子どもの気持ちを考えずに親の都合だけで言う事を聞かせようとする。公園で遊んでて子供が楽しく遊んでるのに親が疲れたからと親の都合で「もう帰ろう」と言ってしまう。早く一人でくつろぎたいから、子どもの都合も考えずにお風呂に入らせたり、テレビを消して寝せようとする。
嘘をつく聞かせ方
おもちゃを片付けない子どもに「片付けないと全部捨てちゃうよ」と言って捨てない、出かける時に洋服をなかなか着ない子どもに「もう置いてくよ」と言って置いていかない、決して片付けないおもちゃを必ず捨てろとか、準備が遅い子どもを置いていけと言ってるわけではありません。嘘をついてやらせようとする事がダメなのです。やらないのに「次ね」「後でね」という言葉もいけません。
言う事を聞いたらご褒美をあげる
おもちゃを片付けない子どもに「ちゃんと片付けたらお菓子を買ってあげる。」宿題をやらない子どもに「やったらアイスを買ってあげる」言う事を聞かせるために物で釣ろうとする事。
ご褒美がないと何も言う事を聞かなくなります。
真剣に言う事を聞かせる気がない
テレビやスマホをみながら「やりなさい」「片付けなさい」と言って、子どもの目も見ずに~しながら言う事を聞かせようとする。子どもだって親が真剣に言ってないなと思ったら言う事なんて聞きません。どうしても言う事を聞いてほしい場合は手を止め真剣に話しましょう。
言う事を聞くのが当たり前だと思ってる
子どもが親の言う事を聞くのが当たり前だと思って、言う事を聞いてくれた子どもに対して褒めもせずに当たり前だと思っている。子どもはせっかく親の言う事を聞いたのに・・・親に対しての不信感が生まれます。
感情的になる
感情的に怒鳴りつけて言う事を聞かせようとする、子どもは怒鳴られたりするのが嫌で言う事を聞くようになってしまいます。子どもにとって親が怒るから言う事を聞くようになっては、子どもの自己主張がなくなってしまいます。感情的に怒鳴るのは子どもの心の成長にもよくない事です。
子どもに言う事を聞いてもらうためには
なかなか難しいですが言う事を聞いてもらうための対処法
子どもの意見をしっかり聞く
なぜやらないのか?なぜ嫌なのかをしっかり聞いてあげましょう。子どもなので面倒くさいからとか何となくとかがあるかもしれません、しかし子供の意見に耳を傾けて意見を一度聞き入れてからなぜやらなければならないのかの理由を説明しましょう
分かりやすく具体的に
なぜそうしなければいいのかを分かりやすく説明してあげましょう。感情的に怒って説明されても怒られていることで頭が一杯で何で言われているのか分からなくなります。命令口調にならずに短く分かりやすく説召してあげましょう。
スケジュールをたてる
「何時まで遊んだら帰るよ」「何時までおもちゃで遊んだらお片付けね」「宿題が終わったら遊ぼうね」「宿題が終わったらお風呂に入ろう」とスケジュールを組めば意外と子どもも時間を守り、スムーズにいきます。
子どもの気分を良くさせる
言う事を聞いてくれた子どもに「よくできたね」「言う事を聞いてくれるから助かるよ」と褒めて気分を良くすると次からも子どもも次も言う事を聞いてくれるようになります。あまり褒めてばかりでは、本質から」ずれてしまいますが次につながるようにしっかり褒めていきましょう
親の言う事は絶対ではない
親の言う事は絶対、言う事を聞いておけばいいんだと親の身勝手で言う事を聞かせようとすると自己主張が出来なくなり、子どもの良さがどんどんなくなります。自分勝手に子どもに言う事を聞かせるのはやめましょう。
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