自己肯定感とは
そもそも自己肯定感とは何なのか?
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある[。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ありのままの自分を認めて、自分の存在価値を認めて「自分は必要な人間だ」「自分は大切な存在だ」と自分自身で思える事。
自分自身を自分で認めることが出来るという事です。
日本の子供は自己肯定感が低い
文部科学省の資料によると日本の若者の自己肯定感は諸外国の子供に比べると低い傾向にあるようです。
文部科学省
日本では自分の存在価値を見つけられない若者が多いのが現状です。じゃあ何故、日本人の子供は自己肯定感が低いのか?それは子育てにも原因があると考えられます。
親子のコミュニケーションが上手くいかないのも原因の一つとして考えられています。
自己肯定感が高い人の特徴
自分に自信がある。
失敗にめげずに次に生かす。
他人に振り回されない。
自分の考えをはっきりと伝えられる。
自分を尊重して他人も尊重できる。
自分で決めた事をしっかり行動できる。
学ぼうという姿勢が常にある。
他人の意見も聞き入れられる。
自己肯定感が低い人の特徴
何をするのにも自信がない。
失敗を恐れて何もしない。
失敗したら落ち込む。
周りの目を気にする。
自分の意見が言えない。
常に不安な状態。
物事の受け止め方が否定的。
自己肯定感が伸びない親の言動
子供の自己肯定感が伸びない原因を紹介していきます。
親子のコミュニケーション
子供の自己肯定感が伸びないのは親にも原因があります。まずはコミュニケーションがとても大事です。子供が話しかけてるのにないがしろにしていませんか?疲れているから、どうでもいいからと言って話も聞かずに適当に返事して答えたりしていませんか?子供は「私は必要ないんだ」「私も話は誰にも聞いてもらえないんだ」と思てしまい、自分の存在価値を疑います。
子供に大きな期待をし過ぎる
別にコミュニケーションがしっかり取れているからと言って自己肯定感が伸びるわけではありません。親の一方的なコミュニケーションは自己肯定感が伸びる事はありません。子供に大きな期待をかけ過ぎてしまったりすると親の期待に応えられなかった。親のがっかりした顔を見て「親を悲しませてしまった。」「親の期待を裏切って自分はだめな人間だ」と自分を責めてしまいます。
子供の努力を認めない
子供が一生懸命に頑張った結果上手くいかない時に頑張った努力を認めないで結果だけを見て怒ってしまい、努力して頑張った事を褒めてあげない。「頑張っても意味がない」「一生懸命努力しても無駄なんだ」と思ってしまい子供が努力する事を止めてしまう。
すぐに怒ったり怒鳴る
何でもかんでも怒ったり、怒鳴ったりしてしまい子供が何も言えなくてなり、自分の意見が言えなくなてしまう。自分から何かに頑張って挑戦しようと思っても「どうせ怒られるだけだから」と否定的になってしまう。
人と比べる
他の子供と自分の子供を比べる「お友達は計算が出来るよ」「お友達は走るのが凄く早いよ」親は子供に期待して子供のやる意欲に繋がればとはっぱをかけているつもりでしょうが子供にしてみれば比較ばかりされると「どうせ私はあの子みたいに出来ない」と自分は人より劣っていると思ってしまう
失敗を責める
失敗した事を怒り「何度同じ事を言ったら分かるの」「いつも失敗ばかりして」と失敗ばかりを責めてしまうと子供の挑戦意欲がなくなります。親としても責めてるつもりはないのでしょうが子供には否定的に受け取ってしまう事も
自己肯定感を伸ばす子育て
難しく思いますが、特別難しい事はありません。
子供としっかりコミュニケーションを取っていき、一方的にならない事です。しっかり話を聞いてしっかり答える。子供に過度の期待を背負い過ぎないようにして温かく見守っていく事も重要です。結果ばかりを求めずに過程を頑張った事に対して褒めて、人と比べずに子供自身の成果を褒めてあげる。失敗を責めないで努力した事、挑戦したことを褒めてあげましょう。
子供自身を認めてあげましょう
最後はやはり正しい愛情が一番です。
子供の自己肯定感を伸ばすおすすめの本を紹介
まとめ
子供の自己肯定感を伸ばすのはやはり親の力です。子供とのコミュニケーションをしっかりとり伸ばしていきましょう。
子供の自己肯定感を伸ばすおすすめの本も紹介しました。
コメント