発達障害赤ちゃんの頃
発達障害といっても特性や障害の重さにより特徴は人それぞれです。
赤ちゃんの頃によくみられる特徴としては主に以下のようなものがあります。
抱っこを嫌がる又は特定の人にしか抱っこをさせない
あまり泣かずに手が掛からない
偏食が強く食べ物の好き嫌いが激しい
言葉が出るのが遅い
指差しをしない
以上のような特徴が見られます。
しかし赤ちゃん頃は少し育てにくさは感じるかもしれませんが、発達障害とは気づきにくいです。
発達障害の幼児の頃の特徴
友達を引っ掻いたり、かみついたりする
言葉の2語、3語が出てこない
友達と遊ばずに一人で遊ぶことを好む
集団行動が出来ずに一人違う事をしている
癇癪を起しやすい
落ち着きが無くじっとしていられない
ミニカーなどを並べて遊ぶなど強いこだわりがみられる
敏感または鈍感
特定の物を極端に嫌がったり怖がったりする
以上のような特徴がみられます。
3歳児検診の時に指摘を受けたり、3歳を過ぎると親も育てにくさなどから気づく場合が多いです。
発達障害の小学生の特徴
集団行動が出来ない
落ちついて授業を受けられない
読み書きや計算が苦手
人の気持ちが分からない
図工や家庭科など指先を使うことが苦手で極端に不器用
忘れ物が多い
小学校に入学する頃には発達障害の診断を受けている子供が多いです。しかし特性があまり強くなかったり、知能が高い場合などは小学校に入学しても気づかない事が多く、親や周りも少し変わった子供と認識するくらいで育てにくさもさほど感じません。
しかし小学校に入学してから先生によって発達障害の可能性を指摘されることも多いです。
小学校に入学してから気づきやすいのが発達障害の一つ学習障害です。
学習障害とは知的の遅れが無いのに読み書きや計算などが極端に苦手なことをいいます。
本格的に勉強が始まる小学校に入学してから学習障害などは気づきます。
小学校に入学する前に発達障害と診断を受けた子供については入学前に自治体などで就学相談があります。
特別支援級や特別支援学校など子供にあった教育が受けられます。
発達障害の子供の特徴
発達障害は障害の重さ知的障害などの他の障害の重複により特徴は様々です。
一般的に凹凸の差が激しいことが挙げられます。
出来ないことも多く、苦手なことが多いのも特徴です。
普通の子供とは言葉が出るのが遅い、理解力などの発達の遅れもあります。
療育などをしながら子供を改善に導いていきます。
子供が困っていることをサポートしながら子育てをしていく必要があります。
発達障害の子育ては苦労することも多いですが、親は諦めずに毎日子育てを頑張っています。
発達障害と気づくきっかけ
親は子供の発語の遅さや癇癪をすぐに起したり、周りの子供と比べて発達が遅かったりなどで自分の子供がもしかしたら発達障害かもしれないと気づいていきます。
周りの子供を見て、人より成長がゆっくりなだけ、成長は人それぞれだから、男の子は女の子よりゆっくり成長するからと最初の頃は思う事が多いと思います。
しかし成長するにつれて同年代の周りの子供が会話しているのに自分の子供は単語だけで2語、3語と言葉が続かないなどあきらかにおかしいと感じて子供に何か違和感を感じる親が多いと思います。
しかしそれが「発達障害」だとは思う人は限られていると思います。
そもそも発達障害という存在や言葉でさえ知らない人も多いと思います。相談したり指摘されたりしていくなかでそれが「発達障害」なんだと分かる親も多いと思います。
親自身が子供の発達障害に気づかないこともあります。
その場合は1歳6ヶ月検診、3歳児検診などで指摘されて気づく事もあります。それ以外でも保育園や幼稚園、小学校の先生に指摘されて気づく事もあります。
それでも赤ちゃんの頃は発達障害と気づきにくいのは事実です。
発達障害かもしれないと親が思い、もしくは周りから指摘された場合はすぐに受診することをおすすめします。
早めに発達障害と気づくことが子供にとってはものすごく大切な事です。
発達障害だからといってすぐに悲観する必要もないです。
中には普通の人では考えられない能力を発揮する人もいます。
その能力を生かし社会で活躍している人もいます。
発達障害と気づくきっかけから少し話はそれましたが、身近にいる親が一番気づきやすいと思いますので少し育てにくさや発達の遅れが気になったら早めに受診して下さい。
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