前回の記事PART5
ワーキングメモリを鍛えて改善は出来たのか第3者の目(学校の評価)
2学期が始まる夏休みに子供が発達障害だと分かってから、早いものでもう2学期を終えようとしています。
子供の発達障害の改善に向けたトレーニングはずっと続いていてますが、実際問題家庭では改善されてきているのかどうかも分かりません。
もともとそんなに手のかからない子供だったので改善があまり見えてきません。
学校では先生方が手を焼いているのかもしれませんが、家庭では手を焼くことがあまりないからです。
学校での改善が出来ているのかどうかが気になるところに学校側から4者面談の案内がありました。
この4者面談は2学期も終わろうとしている12月の中旬に行われました。
校長先生、担任の先生、補助の先生、そして私と4人で面談が行われました。この面談は来年度の学級編成での話です。
普通学級に通わせるのか特別支援級に通わせるのかの話し合いでした。そこで担任の先生から2学期の子供の様子が伝えられました。
まず最初に勉強に関するお話しです。「まず字を書くのが苦手で、丁寧に書けない、1学期よりは大分ましになったが、それでもまだ上手く出来ていないこと、計算は物凄く得意で、計算の正確さ速さは学年で一番だと思います 。」
子供は計算が得意だったので物凄く喜びを感じたと同時に字をきれいに書く練習をもう少ししっかりやらないとな思いました。
その後に
担任の先生から2学期での子供の様子が話されました。「1学期に比べてだいぶ良くなっています。授業を受ける態度、集団行動など全てが比べものにならないくら良くなっています。まだまだな部分もありますが確実に良くなっています。」
と嬉しい言葉が返ってきたのです。
澤口先生のところでの改善に向けた発達相談、自己流ではありますが改善に向けたトレーニングが報われた証拠でした。
担任の先生と補助の先生は子供の変貌ぶりにビックリされていました。
「何かされたのしょうか?」
と先生から質問があったので
「実はホンマでっか!に出演されている脳科学者の澤口俊之先生の研究所に発達相談をしにいきましてその中で教えて頂いた改善の取り組みを実行していました。」「後、自己流ではありますが色々勉強してその中で子供に合うような取り組みをしました。」
先生たちも澤口先生の発達相談に興味津々でいろいろ質問されました。
その後に校長先生の方から来年度はこのまま普通学級で学ばせるのか特別支援級で学ばせるのかと言われたので私は迷わず「普通学級で学ばせてください」と言いました。
これには理由があって特別支援級が嫌だからとかそういう理由ではありません。発達相談に伺った時に澤口先生から出来るだけ普通学級で学ばせた方がいいというお話を伺っていたので普通学級で学ばせてもらえるように学校側にお願いしました。
もしかしたら改善が上手くいってないと感じたら特別支援級でお願いしたかもしれませんが、改善が学校の先生から見ても上手くいっていると感じられたので澤口先生の言葉に従い普通学級でお願いしました。
学校側からも快く了承を頂き、来年度も普通学級で学ばせることになりました。
発達障害の改善が第三者の目から見ても上手くいったと感じた4者面談でした。
発達障害だからといって何もしてこなかったらここまでは来れなかったと思います。改善を信じて突き進んだことがいい結果として表れました。
発達障害と診断されてから
小学校入学と同時に発達障害かもしれないと指摘されてから発達障害の診断が出て、発達障害の改善に向けた取り組みをして上手く結果が付いてきて、約8カ月が経とうとしています。
この8ヶ月は私にとっても物凄い濃い時間でした。
発達障害かもしれないと指摘されて発達障害の診断が出た時、私は絶望の中にいました。というより勝手に絶望な中にいると思っていました。毎日、落ち込みそして悩み子供達にも大分迷惑をかけてしまいました。
しかし子供のために上を向いて子供のために頑張ると決めて子供の発達障害の改善にも努めた結果、親の目からではなく第三者の目(学校の先生)からも見違えるほど良くなった結果が付いてきました。
もちろんまだまだ改善しなければいけない所はありますが、結果としてついてきたことが嬉しく思います。
絶望から希望が見え希望が確信に変わった瞬間でした。
信じて改善に取り組んで本当に良かったと思っています。
発達障害と診断されてからはこれからどうしようと途方もなく考え込みましたが、今は子供のためになることを考えながら日々発達障害について考える毎日です。
いい言い方をすれば、子供が発達障害になったからこそ私自身も変われたこともたくさんありました。
発達障害の子供をいきなり育てることになりましたが、目まぐるしく色々な感情が現れた8カ月間でした。
PART7に続く
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