自閉症スペクトラム(asd)発達障害の子供を育てて思うこと我が家の凹凸君のお話PART2

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発達障害ブログ
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人間脳科学研究所に発達障害の相談に行ったときの話

この日は午後の15時に発達の相談が取れたので子供を早退させて浅草まで相談しに行ってきました。

まだ診断が出る前だったのですが、絵を描かせてみたり、クイズのような問題を出して頂き、自閉傾向にあるかもしれないというお話しでした。

絵やクイズで自閉傾向にある子供の特徴が出るらしいのですが、子供の絵を見たり、クイズの答えを聞いた時に自閉傾向がある子供の特徴の絵やクイズの答えでした。

後は数字カードや字を使ってワーキングメモリを調べてもらいましたが、容量が低い事も分かりました。

相談の中で改善に向けた取り組を色々教えて頂いたのですが、ワーキングメモリを鍛えるのが効果的だということを教えて頂きました。

発達障害の方はワーキングメモリの容量が小さいと言われています。ワーキングメモリを鍛えることで少しづつ改善していくというお話しでした。

澤口先生のところで作られているワーキングメモリを鍛える数字カードを購入して、毎日家でやる事にしました。

数字のカードのやり方の詳細はここでは書きません。数字カードのやり方を間違ってしまうと何の効果もなく、余計にひどくなるかもしれないということなので、素人の私は数字カードのやり方はここでは触れません。数字カードの正しいやり方や数字カードをやっている時の子供への接し方を教えて頂き、他にも生活面での対応、学校の普通学級や特別支援級などの話、おすすめする習い事やテレビ番組など色々アドバイスを頂きました。

とても参考になりこのお話を参考に家で実践することになりました。

発達障害かもしれないと指摘されたときは絶望しかありませんでしたが、少し希望が持てるようになりました。

この相談にいったのは発達障害と正式に診断が出ていないときのお話です。

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発達障害と診断される前に

発達障害と診断される前に澤口先生に相談に乗ってもらったのですが、そこでも自閉傾向があるというお話しでしたので、発達障害なのかなとは少し思い始めていました。それでもまだこの時は発達障害ではなければいいのにと強く思っていました。

発達障害と診断される前に発達障害の相談に行くなんて話が矛盾しているかもしれませんが、この時は発達障害じゃなければいいと思う気持ちと発達障害と診断されたときの準備と両方の気持ちでいました。

その中で相談でお話して頂いたことを実践していきました。特に数字カードは毎日やるようにしていました。

数字カードは週に5日間でもいいというお話しでしたが、毎日10分必ずやるようにしました。最初は3枚から始めていきました。出来るようになったら4枚、5枚と数を増やしていきます。

改善に向けた取り組みをしている中、あこれは発達障害で間違いなと思う出来事があったのです。

その出来事とは

家族で旅行に行った時、以前泊った事のある旅館の前を通った時に凹凸君が、「あっ!この旅館何年何月何日何曜日に泊まった所だ」と言い出しました。

本当かなと思いつつ何気なしにその旅館に泊まった旅館の写真をスマホで見てみると確かに当たっていたのです。

スマホの写真を見ながら、これはいつ行ったの?これはいつ?と次々に質問していくと、全て出かけた日付を覚えていたのです。
どこかに出かけた日付が全て記憶されていたのです。

しかも2年前の出かけた日全てを覚えていたのです。

家族はほぼ毎週末出かけているのでそのデータは莫大な量です。それを全部覚えていられるのは普通の子供では無理な話です。

この時にこの普通ではない記憶力は普通じゃないなこの子は発達障害だなと確信しました。それと同時にもう一つ分かった事があって

カレンダーの曜日当てが出来たのです。

「何年何月何日何曜日」はと聞くと「何曜日」と答えられるのです。

過去と未来の6年くらいづつは全て当てられます。

小学1年生が普通ここまでは無理ですよね

この出来事から発達障害かもから発達障害と確信出来ました。

診断が下る前にこの子は発達障害なんだなと思い始めた大きなきっかけになりました。

発達障害だと確信はしていましたが、診断が正式に下るまではまだ発達障害じゃありませんようにと願う毎日でした。

そしていよいよというか診断が下る日が近づいてきました。

自閉症スペクトラム(asd)と診断

夏休みの中、診断がくだることになりました。うだるような暑い中診断の結果を聞きに行く事になりました。他の子供達は親にみてもらい、パパと私、子供の3人で診断結果を聞きに行きました。緊張の中、診察室に入り、子供は待合室で看護婦さんが見てくれることになりました。

先生が話はじめいろいろ説明してくれていますが診断結果が出る前なのであまり話が入ってきませんでした。

そしていよいよ診断の結果を言い渡されます。


「自閉症スペクトラム障害重度です」



先生からそう診断されたときはやっぱりかと思うと同時に何でどうしてと受け入れられない気持ちもありました。

分かっていたこととはいえ目の前が真っ暗になり、崖から突き落とされた気分でした。あれほど心の準備はしてきたつもりなのにかなり落ち込みすんなり診断結果を受け入れられませんでした。
そんな私を察し主人が先生の話を聞いて、今後の事などをいくつか質問をして帰路に就く事になりました。


合計3回病院に通い診断結果が言い渡されました。



帰りの車の中は何も知らない子供が話しかけてきたり、笑顔で笑う姿を見て余計に寂しく辛い気持ちになりました。

覚悟を十分にしてたとはいえいざ診断結果が出ると精神的には物凄く落ち込みました。

それから電話で学校には診断結果を伝えて先生が何か話していたのですが、全く耳に入らず電話を切り、学校への報告は終わりました。

今後の不安もあり、この日は寝付けませんでした。

PART3に続く

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