子供が発達障害かもしれないが発達障害だったと確信した時の出来事

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発達障害はいつ分かるの?

発達障害は生まれてすぐに分かるものではありません。育てていくうちに特性が強く出たりして分かっていきます。

重度の知的障害がある場合は、乳児期の後半に分かる場合が多いですが、特性が強くなかったりすると発達障害と気づくのは遅くなります。

一番最初に気づくのは1歳6ヶ月検診の時です。しかし重度の知的障害がある場合はこの時に分かる事が多いのですが、ほとんどの場合は1歳6ヵ月検診で分かるの難しく、少し怪しいと思っても様子を見る事がほとんどです。

次に親からの指摘がない場合は、3歳児検診で分かる事が多いです。1歳6ヵ月から3歳までの間で親が気づき診断して分かる事も多いのですが、親が気づかない場合は3歳児検診の時に指摘されることも多いです。

親が気づく場合がほとんどですが、保育園や幼稚園の先生からの指摘、小学校の先生からの指摘などで気づく場合もあります。

学習障害などは本格的な勉強が始まる小学校に入ってからでないと気づかない事がほとんどです。

発達障害は見た目では分からないので、特性が出ないうちは気づきにくく、特性が強くない場合は少し変わった子供で終わってしまう場合もあります。

発達障害かもしれないと指摘されたとき

発達障害は必ずしも親が気づくとは限りません、先程申し上げた検診の時や園の先生や学校の先生からの指摘で気づく場合もあります。

家ではあまり集団行動がないので気づきにくい事が多いですが、集団行動の中で出来ない事、他の子とあきらかに違う様子などが先生は分かるようです。

我が家の発達障害児も先生からの指摘で発達障害という事が分かりました。発達障害かもしれないという事を先生から親に指摘する場合は相当な勇気がいるようです。

もしかしたら違うかもしれない、もし親に指摘をして親の方が気を悪くされたらどうしようと思ってるようです。

もし先生や第3者から指摘があった場合は、素直に話を聞いて診断をしてみましょう。間違ってたとしても勇気を振り絞って指摘してくれたことです。間違っても指摘してくれた方を責めるのはやめましょう。

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発達障害と確信した出来事

我が家も発達障害の指摘を受けた時は、「何かの間違いだろう」「そんなはずはない」と素直に指摘を全て受け止める事ができませんでした。しかし先生も闇雲に指摘をして来たわけではないし、ある程度の確証を持って指摘して下さったのですから、先生から紹介して頂いた病院に診察を受ける事にしました。

病院での検査は予約をした日から1ヵ月後になりました。

病院での検査が始まり、最初は親への聞き取りでした。家庭での様子、友達の有無、困った事などをマークシートに記入したり、聞き取りを行いました。

次の診察はまたその1ヵ月後で今度は、子供との対話が主でした。子供と話をしながらの診断となりました。先生が学校に電話をして学校での様子なども聞き取りしたそうです。

全ての検査を踏まえての診断結果となります。

このとに先生は知能検査も同時に行うような事をおしゃっていたのですが、知能には問題がないという事で知能検査は行いませんでした。

発達障害の検査の場合は、知能検査も行う事が多いみたいです。

診断結果は更に1ヵ月後となりました。

その前にある程度この子は発達障害だなと思うような出来事がありました。普通は親が発達障害かもしれないと思う時は、出来ない事や育てにくさで判断する事が多いと思いますが、我が家の場合は、逆で普通の子供では考えられない、大人でも出来ない事を出来てしまったので、ある程度、発達障害だろうなという認識はしていました。

記憶力の良さと計算力、カレンダーの曜日当てなどが普通の人では考えられないような事をやってのけたので、発達障害なんだろうなと思いました。普通のいくら頭がいいくらいでは出来ない事でしたので

発達障害と診断される前に発達障害と診断されても慌てなくて済むように、本やネットなどで発達障害については詳しく勉強をしてきました。その中で発達障害がどういうものかをある程度は理解できました。

ASD

発達障害の診断

発達障害かどうかが分かる診断結果出る日がきました。ある程度の覚悟は出来てたとはいえいざ診断結果を聞こうとすると心のどこかで発達障害でなければいいなと思う気持ちがあったのは事実です。

診断結果が出ました。「自閉症スペクトラム障害重度」です。と先生の口から言われたときは分かっていた事とはいえ、気が遠くなり、気持ちが揺らぎ、とても冷静に精神状態を保つ事が出来ませんでした。

今後の事について先生のお話を聞いて家路につきました。

検査結果が発達障害と診断された時の親の気持ち

発達障害と診断された時は気が遠くなるような気分で目の前が真っ暗で心が冷静ではなかったと思います。ある程度の確信は出来ていましたが、診断結果が出て発達障害と診断されてしまうと親としては何とも言えない気持ちになりました。

強い気持ちを持った親ならばこんな気持ちにはならずにすぐに次に向かう準備をしていると思いますが、私には無理でした。次に行くのには少し時間がかかりました。

でも今までも今でもこの子を育てにくいと感じた事は一回もないんですよね、大変だとかこの子は他の兄弟と違うなと、育てていてそんなに感じる事はありません。
これは別に発達障害の診断を否定しているわけではありません、発達障害とみられる兆候もあるので

もちろん改善できるような取り組みはしてきましたのでその成果が出ているのもあると思いますが、実際に学校の担任の先生からは驚かれたし、びっくりもされました。そのくらい学校での授業態度も含めて成果は出ています。

診断されたときは、親としては精神的に苦しい時間もありましたが、改善の取り組みをしていて結果も出ているので今の所は、何も問題なく子育てが出来ています。

我が家にはカレンダーがありません、全て発達障害の子供が何年前も何年先も全て教えてくれますから

発達障害と診断されたときに読んで欲しいおすすめの本

発達障害の改善と予防: 家庭ですべきこと、してはいけないこと

ホンマでっか!でなじみの深い脳科学者の澤口俊之先生の著書になります。発達障害に造詣が深い澤口先生が魂を込めて書いた発達障害の本になっております。

15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ

中学を卒業して発達障害が持つ自分の特性を活かしてコーヒー店を持つまでの話、家族との関わり方や自分にしか出来ない事を描いた作品です。

発達障害の子育てにストレスを感じたらおすすめの記事の紹介

まとめ

発達障害と診断されたときの親の心情と発達障害と確信出来た出来事を紹介しました。発達障害の子育ては大変な事多いけど、ストレスをためないようにしていきましょう。

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