きれいごとではない発達障害児の子育て

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発達障害ブログ
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発達障害児の子育て

子育ては大変な事が多いと思います。今回は発達障害時の子育てに関する話をしたいと思います。我が家も発達障害の子供を育てていますが、比較的普通の子供と変わらない子育てが出来ています。下手をしたら上の子の子育てや下の子育てより楽に出来ているかもしれません。

我が家などは今の所苦労せずに子育てが出来ていますが、本当に毎日が辛く大変な思いをして発達障害児の子育てをしていっらしゃる方もいます。

発達障害の関係で仲良くしていただいている何人かもママに聞くと毎日が大変で苦労の連続みたいです。

少しだけその大変なお話をさせていただきます。

発達障害児の大変な子育て


毎日、目が離せなく家にいても玄関やガラスを開けて外に飛び出してしまい、自分がトイレに行ってるときさえ一緒に入るか、常に声をかけてトイレをしているそうです。お風呂も一緒に入らないとシャンプーを全部使ってしまったり、転んでケガもする事もあるので一緒に入っているそうです。特に自分が風邪を引いた時などはとてもしんどく目は離せないけどだるくて眠くなるしでヘトヘトになりながら子供をみなければいけないそうです。

他のご家庭は遊びに行ったりして子供と楽しむと思いますが、その方は外出は出来るだけしたくないそうです。一緒について来ないのですぐにどこかにいなくなり、迷子だったらいいけど本当にどこを探しても見つからない事や周りにお願いして探し出す事もあったみたいです。
外出なんかは極力避けて出かけないようです。

もう一人の方の子供はとにかく癇癪がひどいようです。家にいてもいつ泣き止むかわからない大声を出して物を投げる

買い物で外に出ても外出先で癇癪を起し泣き叫び大声で叫ぶなどするので周りからは冷たい目で見られて「親は何故注意しないんだ」と怒られたこともあったそうです。

癇癪を起した時に子供に注意しても逆効果で余計に泣き叫んでしまうのでそのまま泣き止むまで待つしかない事もあるみたいです。

もう一人の方はどこかへ行ってしまうとか大声で叫ぶとかはないみたいですが、こだわりがすごくて変化にうまく対応できないみたいです。主なこだわりとして物を順番に並べたがるのでスーパーなどに陳列しているものも勝手に並び替えたりするようです。

色々発達障害児を育てる方の体験談をお話をしましたが、ほんの一部の紹介です。同じような事で大変な思いをしていらっしゃる方もいますし、もっと大変な方、違う特性で大変な思いをしている方もいらっしゃると思います。

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発達障害の主な特徴や特性

発達障害には様々な特性があり大きく分けると3つに分類されます

自閉症スペクトラム障害(ASD)

言葉の発達の遅れ
コミュニケーションの障害
社会性対人関係の障害
行動へのこだわり

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

不注意(集中できない)
多動性(落ち着いている事できない)
衝動性(思いついたらすぐ行動)

学習障害(LD)

読む、書く、計算する等の能力が極端に苦手
読字障害、書字障害、算数障害に分類される

発達障害は大きく分けるとこの3つに分類されます。発達障害はASDとADHDが重複したり、ADHDと知的障害又はその他にもが重複する事もあります。
発達性協調運動障害(全身運動や手先が不器用)、吃音などと重複する事もあります。

発達障害が単体の場合や他の障害と重複する場合があります。発達障害の度合いや他の障害の重複により子供の特性が変わってきます。

特性が変わるともちろん子育ての大変さが変わってきます。

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発達障害児を育ててこんな精神的に辛い事

発達障害児を育てて肉体的に大変な事も多いけど、精神的に辛い事はやはり周りの理解がないために大声で泣き叫んでいる子供を見て親のせいだと思われている事です。「親のしつけができていない」「親は何故注意しないんだ」と心ない言葉も浴びせられます。

確かに見た目ではそんなに分からないので障害があるなんて思われないかもしれません。私だって子供が発達障害でなければ親のせいで子供がこんな事になってるなんて分からなかったと思います。

発達障害の子供を育てて初めて発達障害と言う存在や大変さが分かった方がほとんどだと思います。


発達障害の子育てはきれいごとじゃすまない

先ほどのママの話に戻りますが、本当に大変な毎日を送っている親は「何で生れてきたのだろう」「子供がかわいくない」と思ってしまう事もあるみたいです。育ててみなければわからない苦労があるんだと思います。「子供をそんな風に思ってしまう自分が嫌でしょうがない」とも言ってました。そこまで切羽詰まってたんでしょうね

子供が発達障害児ではないママに「あなたで大丈夫だからあなたを選んで生れてきたんだよ」「あなたならきっと大丈夫だと思って子供が選んで生れてきたんだよ」そのママは励ますつもりで言ったのかもしれませんが、そんなきれいごとじゃないんですよね発達障害児の本当に辛い子育ては逆に選んでほしくなっかったともおもっちゃうくらい大変な思いをしているんですよね、「私を選んで生れてきたかもしれないが、何で生れてきたの?何で私を選んだの?こんな風に思ってしまっているママでごめんね」と泣いている姿を見てもらい泣きしてしまいました。

綺麗ごとを語ってもどうにも響かない言葉もあるんです。

まとめ

分かって欲しかった発達障害児の子育ての大変さ子供を可愛くない、産まなきゃよかったなんて誰だって思いたくないはず、それでもそう思ってしまうほど過酷な子育てをしている方もいらっしゃいます。

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コメント

  1. […] […]

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